年齢(加齢)によるくせ毛化の原因と正しい対処法
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
↑YouTubeではくせ毛、ヘアケア関連の動画を多めに投稿しています!ぜひ登録してくだいね♪髪は年齢を重ねるとともに変化していきます。
4,50代の方で20代の頃と全く髪質が変わっていない!なんて方はいない。
そう、髪質が変化していると感じているのはあなただけではなく、みんな必ず起こるものなんです。
今回はその変化の原因と正しい対処法についてご説明していきます。
歳をとったらくせ毛になった!なぜ?
年齢を重ねることで昔は気にならなかったはずの癖が髪に出てしまうことがよくあります。
その原因は
[box class=”gree_box” title=””]
- ハリコシがなくなったため
- 毛髪内部に歪みが出てしまったため
- 傷みやすくなってしまったため[/box]
の3つになります。
ハリコシがなくなったため
髪は年齢を重ねることで、細く、柔らかく、髪質が変化していきます。
もともとしっかりとハリコシがあり癖が強かったという方は、この変化により癖も弱くなり髪が扱いやすくなったという方もいるのですが、逆にくせ毛になってしまう方や癖が強く出てしまう方も存在します。
それらの違いは元々の細かい髪質との兼ね合い次第なところもあるので文章で語ることは複雑で酷なことなので控えておきます(笑)
これが原因でクセが出てしまったという方は、髪をしっかり乾かして保湿してあげればなんとか抑えが利いたりもしますが、風が吹いたり、湿気が出てたりするとフワーーーーとパサパサっとした雰囲気が出てしまうんですよね。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]髪がパサパサするようになったという方も当てはまります。[/voice]
毛髪内部に歪みが出てしまったため
くせ毛は髪の中のタンパク質に歪みが出てしまうことで、出てしまいます。
髪が痩せてしまうとその歪みが出来てしまいくせ毛になってしまいます。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]しぼんだ風船をイメージするとわかりやすいかも。[/voice]
傷みやすくなってしまったため
髪が弱くなり、外部からの刺激に弱くなります。
髪は頭部を様々なものから頭部を守るという役割を持っているということもあり、常に様々な刺激に晒されています。
[box class=”gray_box” title=””]
- 紫外線
- ドライヤー、ヘアアイロン
- 摩擦
- 薬剤ダメージ[/box]
などなど。
細かいことをあげればキリがないので割愛しますが、常に頭を守ってくれているのです。
20代と同じように、外を歩き、髪を乾かし、カラーやパーマをしていたとしても、20代のその時よりも髪への負担は大きくなってしまいます。
加えて、30代以上になってくると白髪が出てくるかたもいるので定期的に白髪染めをする方も増えるでしょう。
白髪染めは通常のカラーよりも染める頻度が高くなる傾向があります。普通のカラーは2-3ヶ月周期だった方も白髪染めは1ヶ月に一回欠かさず染めていたり。
そして、通常のカラーよりも強い薬剤を使用するため、髪への負担はとても大きいんですよね。
髪質の変化に対する正しい対処法
なるべくならならないようにしたいものですが、こればっかりは遺伝レベルなことと規則正しい生活をとしかアドバイスすることがありません。笑
なってしまった場合の対処法は、お家ケアとサロンケアに分けてご説明していきます!
お家ケア
ドラッグストアを卒業しましょう!
ドラッグストアで売っているシャンプー、トリートメント、カラー剤など一切卒業しましょう!
セルフカラーはもってのほかだし、ドラッグストアーで購入できるシャンプートリートメントに良いものはほとんどありません。
市販品は安いというイメージがあるかもしれませんが、そのほとんどが中身ではなく広告費に注ぎ込まれていて、髪質も改善されないと来たら実際のコスパは悪すぎます。
ネットでも購入できる僕のおすすめ品を紹介します!
シャンプー&トリートメント
シャンプー、トリートメントでの重要なことは、なるべく髪の負担にならないもの。そして定期的な白髪染めなどのケミカルダメージをしっかりと除去してくれるものが望ましい。
そして何より乾燥してしまいがちなので保湿ですね!
洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントで重要なことはドライヤーやアイロンの熱からしっかり保護してくれるもの。そして指通りを良くしてくれるものですね!
ドライヤーの熱から守ってくれることはもちろん、くしや指でビッと引っ掛けてしまうのもあまり良くないのでスルッと手触りが良くなるものが望ましいです。
超絶オススメオイル☆
保護はもちろん、ホホバやアルガンオイルも配合されているのでしっかり保湿もしてくれます!
しっとり、でもサラサラなヘアオイル。
さらっとしたオイルなので使い勝手が良いです。乾かす前につけることでドライヤー、アイロンの熱から保護してくれて、ツヤサラな仕上がりにしてくれます。
スタイリング剤
しっかりと癖を抑えてくれて一日キープしてくれるものが望ましいです。髪質や髪型などを気にせず女性でも気兼ねなく使えるというのならバームがオススメですね。
ハンドクリームにもなるので髪につけた後も手を洗わなくても良いし、何より髪に指を通してもベタっとした不快感がなくしっとり艶っとします。
バターのような質感で使い心地抜群。
ヘアオイルは時間が経つとパサつきが出てきてしまいますが、このバームはしっとり感を一日キープしてくれます。
香りは老若男女の方が好きであろう、爽やかな香り。香り買いの方、めちゃくちゃ多いです。
こちらもバターのような質感で使い心地は抜群。
女子にはかなり好評な甘い香りですが、甘い香りが苦手な方や男性の方にはあまり向かないかも。使い心地はかなり良いです。笑
体温で溶かすのがちょっと面倒(普通はバームってそういうもの)ですが、ベーシックなバームという感じで愛用者も多いので、迷ったらとりあえず買ってみたらいいかなと思います。
サロンケア
これは難しいところでザッとは説明しますが、ケースバイで人それぞれ最適解が違うので担当の美容師さんに相談を。
東京近郊の方はぜひ僕にご相談ください。
縮毛矯正をかける
くせ毛にはやはり縮毛矯正をかけることがベストのことが多いです。
トリートメントで押さえ込もうとしても中途半端な仕上がりにしかならないことが多いし、月に一回1万前後のトリートメントを繰り返すなら縮毛矯正を綺麗にかけてあげる方が日々のストレスからも解放されるし、お財布にも優しい。
縮毛矯正オススメです。
ただすごく気をつけて欲しいのが、ここまで説明してきたような『エイジング毛』の縮毛矯正を綺麗にダメージを少なくかけることは非常に難しい技術です。
なるべくならくせ毛もしくは縮毛矯正に特化した美容師さんにかけてもらうことをオススメします。(僕とかw)
内部埋め込み系トリートメントをする
これはちょっと専門的なお話になるかもなのですが、さっき説明した痩せた髪の歪みを補強するような効果を持つトリートメントをすることが効果的です。
[box class=”gray_box” title=””]
- 酸熱トリートメント
- ヘナ
- 疎水物[/box]
などがそれの対象になるのかな、と思いますが割とマニアックな美容師さんしか使いこなせていないので、やはりくせ毛や縮毛矯正、髪質改善に精通した美容師さんに施術してもらうことがオススメです。(僕とかw)
ただ、これも弱いくせ毛ならこれだけでも対応可能なのですが、強いくせ毛だとほとんど意味をなしません。
どちらをやるにしても髪質や髪型、ライフスタイルなど考慮に入れてベストを見つけてくれる美容師さんに相談して任せることができれば一番良いかと思います。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]髪質改善って闇が深いのでちょっと扱いが難しい。苦笑[/voice]
結局は信頼できる美容師さんにお任せできたら最高
かなりケースバイケースな側面が強いのでいろんな角度から見れる美容師さんに見てもらって、施術からホームケアまで決めてもらえたら楽チンですよね。
かといって、そんな美容師さんに出会うことって結婚相手を見つけるくらい難易度が高いことだと思います。
この記事を見てくれた方が人生で最高最後の美容師さんに出会えることを願っております。
僕とかどうでしょう。(しつこい。お後がよろしいようで。)
では。