40代、50代〜加齢くせ毛に縮毛矯正はできる?【実例 #22】
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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よくいただく相談です。
40代以上の方が縮毛矯正できるのかどうか。
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- 若い時と比べて髪が弱くなった
- 痛みやすくなった
- 何もしてなくても汚く見えるようになった
- 縮毛矯正をかけるとテッペンがペタッとして貧相に見える
- 毎月白髪染めしているけど大丈夫?
- そもそも縮毛矯正できるの?[/box]
などなど、同じ年代でも様々な悩みで「縮毛矯正ってどうなんだろう?」と考える方がとても多いです。
結論から言うと全く問題なく出来ます。
ただしイケメ、、もとい縮毛矯正がうまい美容師さんに限ると言う問題点があります。
なぜ?や解決方法をご紹介していきます。
いわゆるエイジング毛の縮毛矯正のリスク
40代以上で、いわゆるエイジング毛の縮毛矯正は全くリスクがないと言うわけではありません。
縮毛矯正が得意な方でなければ簡単に白旗をあげるレベルでかなり難しい施術であることは確実なんですよね。
ちなみに僕はこのエイジング毛の縮毛矯正は大得意なので目を瞑りながらでもできるのですが、これはこれまでくせ毛専門美容師としての積み重ねがあったからなので、普通に美容師さんにはかなりハードルは高いのかな、と思います。
現在オンラインサロンにて縮毛矯正の先生をしているのですが、その際にもエイジング毛の縮毛矯正の質問や相談はめちゃくちゃ多いですね。。。
さて、具体的なエイジング毛縮毛矯正のリスクは
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- 毛髪強度の劣化
- 加齢によるくせ毛化
- 頻繁な白髪染め[/box]
が主なものとなります。
毛髪強度の劣化
髪は加齢とともに、密度が低下します。
ひと昔前に話題になった骨粗しょう症みたいな感じに毛髪中のタンパク質が減少して中身がスカスカな状態になってしまうことが確認されています。
中がしっかりしていないことで毛髪強度が低下してしまうので
- 何もしてないのに髪がバサバサする
- 昔と同じことしかしてないのに髪が傷むようになった
というように感じる方がとても多いです。
なので、縮毛矯正をずっとかけてきた方もこれまではそこまでダメージを感じていなかったのにここ最近毛先がバサバサで負担に耐えれてない感じになってる、と。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]縮毛矯正はハイダメージリスクが高い施術になるため、可能ではありますが上手な方ではないと失敗の可能性がとても高くなってしまうので注意が必要。[/voice]
加齢によるくせ毛化
加齢で髪はくせ毛になります。
詳しくはこちらの記事へ。
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これは毛髪密度の低下にもガッツリ関連してくることなんですが、穴ぼこだらけの毛髪が綺麗な円柱状を保つことができないことは容易に想像がつくのではないかな?と思います。
中の空洞が髪に歪みを作り、くせ毛化します。
「歳を取って髪が傷みやすくなった」「髪質が悪くなった」
の正体は実は、この加齢によるくせ毛化の影響によることが大きいです。
最近は髪質改善、と耳障りのよい言葉が流行ってはいますが単純にくせ毛になってしまっただけなのでこの場合改善に必要な施術は髪質改善ではなく縮毛矯正となります。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]エイジング毛の縮毛矯正は、普通の縮毛矯正と比較すると必要な知識や技術がたくさん必要なので習得済みは美容師さんは極端に少ないのが現状。[/voice]
頻繁な白髪染め
縮毛矯正の薬剤選定は癖の強さだけではなく、毛髪強度やダメージ具合もとても重要な一つとなります。
この世代になると前述したとおり毛髪強度が落ちて髪が傷みやすくなっているだけではなく、白髪も出てくる世代なので頻繁に白髪染めをしている方も多いです。
1ヶ月に一回間隔で染めている方も多く、もっと頻繁な方、美容室でなくご自身でドラッグストアのセルフ白髪染めを使っている方など様々。
ただでさえ繊細な髪にセルフで白髪染めをしていると、正直難易度はマックス。
ぶっちゃけ美容師目線で言わせていただくと、それで縮毛矯正を失敗されてしまったとしても仕方ないと思ってしまうくらい難易度が高いです。。。
美容室でのカラーと比べて、自宅でのセルフ白髪染めは塗りムラ、ダメージムラがひどいので施術できる美容師さんはかなり希少。必然的に失敗やお断りされる可能性も高いです。
実際そのような状態で来店される方は多いです。笑
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]このタイプは得意だし、慣れているのでほぼ問題なく施術はさせていただきますが諸々のリスクの可能性は拭い切れないので、髪を綺麗に保ちたい方や縮毛矯正をされている方には絶対にセルフカラーには手を出して欲しくないですね。[/voice]
実際の施術実例
こんな感じに綺麗になります。
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縮毛矯正の難易度は確かに高いですが、専門的に知識と技術を有した美容師であれば可能。そして年齢を重ねて出てきたくせ毛やパサつきを一掃することができるので、アンチエイジング効果は高いかと思います。
だって、この後ろ姿で50代後半とは思えないでしょ?
BEFORE
癖はかなり強めでお忙しい&お店からご自宅も遠いので、セルフカラーで白髪染めをして縮毛矯正だけまかせていただいています。
ここまでしっかり読んできていただいた方にはお分かりの通り、難易度はマックスです。笑
縮毛矯正にはざっくり酸性タイプとアルカリタイプがあって、世間的には酸性タイプの方が傷まないとか言われていますがそういうことではなく対象毛の向き不向きで決まると言って過言ではないですね。
「酸性矯正最高!」みたいな美容師さんはあまりその辺に関して専門的な知識がないのを公言しているようなものなので僕個人としてはお勧めしません。笑
とはいえ、この状態の髪に合うのは酸性タイプの縮毛矯正となります。
美容師さん向けに縮毛矯正特化型オンラインサロンもしておりますので、縮毛矯正を学びたい美容師さんは以下のアカウントをフォローしてお知らせをお待ちください。
AFTER
仕上がりです。綺麗。
毛先の薄くなっている部分切るとさらに若々しくなったけど、諸事情に今回は長さをキープしなければならなかったのでステイ。
4,50代でも縮毛矯正はできる?
できます。ただ上手い美容師さんに限る、といったところでしょうか。
ご自身でもできるリスク回避は
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- 上手い美容師さんにお願いする
- セルフカラーをしない
- 色々な美容室をはしごしない[/box]
って感じかな。最低限のことだけど。笑
縮毛矯正が得意な美容師さんは稀なので、カラーやカットが上手い=縮毛矯正も上手いではないので、そこはご注意を。
色々な美容師をはしごしないというのは一人の美容師さんに担当してもらった方が確実に綺麗になります。
縮毛矯正の仕上がりは縮毛矯正はもちろん、カットやカラーなどの薬剤履歴、ヘアケアなども密接に関係していて、それらで調和が取れていないと綺麗な髪にすることが難しくなります。
東京や隣県はもちろん全国各地からお客様がきていただいているので、何か琴線に触れたら下のLINEからぜひご連絡くださいませ。
エイジング毛に関する質問
Q.歳を取るとくせ毛になるって本当ですか?
A.本当です。年齢を重ねると骨粗しょう症の髪バージョンのような現象が起きてしまうことで、髪に歪みが生じてくせ毛になってしまいます。
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Q.エイジング毛のくせ毛の対処法はありますか?
A.エイジング由来のくせ毛でも基本的にはトリートメントでは直すことはできず、改善するためには縮毛矯正でストレートにする必要があります。
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Q.白髪染めしながら縮毛矯正はできる?
A.できます!ただただ白髪染めは染める頻度が高かったりもするので、リスクは正直高くなってしまいます。セルフカラーの場合はそのリスクがさらに上がってしまうので、絶対にNG!
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