ブリーチハイトーン×くせ毛を活かすは相性が悪い?
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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結構ゲストの話を聞いていると、くせ毛はブリーチをしたらいけないと思っている方が多い…。
今回はブリーチハイトーンとくせ毛との相性を実例を交えながら解説していきます♪
くせ毛とカラーリングの相性
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]くせ毛とカラーリングは相性が悪い!!!![/voice]
なんてことはありません。笑
ではなぜ相性が悪いと言われているのか。
それはくせ毛の方はダメージが表に出やすい、つまり少ないダメージでも痛んで見えやすいからということに起因するのかと思います。
確かカラーリングに必ずダメージが伴います。
だからといって、相性が悪いと完全に切り捨ててしまうのはいささかもったいないような気がします。
カラーリング、はたまたブリーチなんて特に髪に絶大な負担を与えますが、それぞれカラーをしなきゃ得られないもの、ブリーチをしなきゃ得られないもの、もまた同時に存在するのです。
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[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]傷まないカラーなんてのもまた存在しないのでご注意を。[/voice]
縮毛矯正とカラーリングの相性
これもブリーチのような過度なものであれば、さほど問題なし。
ブリーチになってくると、一部の縮毛矯正が上手な美容師さんしか縮毛矯正をかけることができないのでブリーチをする前に確認が必要ですね。
ブリーチハイライトの縮毛矯正なんて美容師からしたら難易度「鬼」笑
ブリーチ毛の縮毛矯正の施術事例をいくつか載せておきます。。。
「ブリーチしたけど…やっぱりくせ毛が気になるから縮毛矯正したいっ!【実例 #11】」
むむ、縮毛矯正の薬剤選定って髪質やクセの強さだけじゃなくて、髪の傷み具合も大事な指標な一つだから、ダメージムラがあると相当難易度が上がるんです。。。
セルフカラーなんて最たるものだし、今回のように『ハイライト』っていう技術は意図的にムラを作っているようなものなので、めちゃんこおしゃれなんだけど縮毛矯正との相性は最悪(汗)
ハイライトを入れる場合はタイミングが重要になってきますね。
「ブリーチと黒染めを繰り返すリッジの強いくせ毛に縮毛矯正【実例 #16】」
ブリーチと縮毛矯正と言えば、
美容室で行うメニューの中でも髪に負担をかける2強。。。
本来は組み合わせてはならないメニューなのですが、どうしてもどっちもやりたいという場合は美容師さんと連携をとってやる時期や順番などを計画してやるように。
すごくざっくり言えば、
ブリーチした髪に縮毛矯正をかけるのは至難の技だけど、縮毛矯正をかけた髪にブリーチするのは前者よりもだいぶハードルが下がるし、長い目で見てもかなりローリスク。
ブリーチハイトーン×くせ毛を活かす
今回BEFOREを撮り忘れてしまったのですが、アフターはこんな感じ。
使用したスタイリング剤は
もっと艶やかでシャープな印象にするならジェルがおすすめ
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でもこのヘアスタイルめちゃくちゃ可愛くないですか?単純に!
日本人は基本的にみんな黒髪がベースなので、カラーリングをすることで髪が柔らかく見え、輪郭がぼやけるのでくせ毛の広がりやすいという性質を緩和してくれる働きがあるんです。
確かにダメージは蓄積するのでデメリットがないわけではない。
ただ、頑なに食わず嫌いなのも損なのかなぁ〜と思ったり。
くせ毛とブリーチに関する質問コーナー
Q1.くせ毛を活かすにはどうすればいいですか?
一番いいのはくせ毛に精通した美容師さんに相談することですね。自分のくせ毛を知ることがとても大切。
くせ毛のタイプによって出来ない髪型もあったりするし、出来る髪型に自分がしたいかどうかっていうのも大きな問題の一つですよね〜。
今縮毛矯正をかけている方は、くせ毛を活かすにはくせ毛部分をある程度伸ばしていかないければならない期間もあるのもその場合は根気も必要!
僕の場合はくせ毛を活かす、縮毛矯正を辞めていくにあたって事前のカウンセリングを実施しているのでぜひご相談だけでもいらしてみてください♪
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Q2.地毛がバサバサのくせ毛でもくせ毛を活かす髪型にできますか?
できます!
詳しくはくせ毛のタイプや髪質、やる髪型によっても異なりますが、くせ毛がこうだからと言ってできないということはないです。
スタイリング剤でカバーできることが多いので、適切なカットとスタイリング剤のチョイスでくせ毛は必ず活かせます!
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Q3.ブリーチ→黒染め後には縮毛矯正がかけれる?
かけれますが、黒染めをしたからと言って”ブリーチをした”という髪の履歴とダメージが消えるわけではないので、ブリーチ毛の縮毛矯正同様に出来る美容師さんが極端に少なくリスクも大きいです。
それとブリーチ後の黒染めに縮毛矯正をすると、黒染めが落ちてしまい髪が明るくなってしまう可能性も高いので注意が必要です。
Q4.ブリーチ+縮毛矯正をしたらビビリ毛になってしまった
無理やり施術をしてビビリ毛になってしまった場合、なるべくそのビビリ部分を切ってしまうことが一番確実に綺麗に出来る方法です。
ビビリ毛の修正はブリーチ毛に縮毛矯正をするよりもさらに難易度が高い上に、ごまかすのが精一杯で本当の意味で修正・修繕ができるわけではないので、ビビリ毛にならないように対策をしましょう。
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Q5.ブリーチ+縮毛矯正後のヘアケアはどうすればいいですか?
かなり髪がデリケートになっているので質の良いヘアケアをするようにしてください。
シャンプーは洗浄力の弱いものをチョイスし、髪を丁寧に扱い、濡れたまま放置することのないようにしてください。
髪は濡れている状態はかなり外的刺激に脆く、ハイダメージの髪はその脆さがさらに加速してしまっているので細心の注意を払うようにしましょう。
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Q6.縮毛矯正後にブリーチしたら縮毛矯正は取れてしまいますか?
縮毛矯正がしっかりかかっていればブリーチをしても取れることはありません。
しかし、ブリーチや縮毛矯正のダメージ由来のうねりやパサつきや新たに発生してしまう可能性があります。
その場合、ダメージ状況によってはさらにその上から縮毛矯正をかけてうねりやパサつきを解消するといったことが不可能な場合も大いに考えられるので気をつけましょう。
Q7.縮毛矯正+ブリーチ+パーマはできますか?
不可能ではないですが、リスクや仕上がり、持ちなど総合的な面で考えるとおすすめはできません。
お分かりのようにクオリティを高く保つことは難しいし、相当なダメージ毛にかけることになるのでリスク大、対象毛のダメージレベルによっては最初からパーマをかけれる余力が残っていない可能性の方が高いのでパーマではなくコテなどを使ったスタイリングでカールを作るようにしましょう!
Q8.髪質改善をしたら逆に髪がボロボロになってしまいました。
髪質改善というものを「トリートメントの良いやつ」のように認識している方が美容師、一般の方問わず多いです!
これは間違いで縮毛矯正的な要素もあるので、毛髪診断や薬剤知識がしっかりないと失敗して髪がボロボロになってしまうケースもあります。
おそらく今が髪質改善ブーム最盛期。。。事実が広がりこれ以上失敗が起こらないことを願います。
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