はじめに
はじめまして。当ブログを管理している『のっち』です!
くせ毛hack、同時にこのページをご覧いただきありがとうございます^^
普段はくせ毛率100%という全国でも類を見ないくせ毛専門美容師としてサロンワークをしている傍、実際に手の届かないくせ毛にお困りの方にこうしてブログを地道に書いております(笑)
このページではくせ毛専門美容師「くせ毛マイスター」として活動している思いやこのブログについて思い思いに綴っていきますので、どうかお付き合いいただければと思います。
くせ毛専門美容師くせ毛マイスターの想い
なぜくせ毛専門美容師として活動しているのか?
まず、僕は自分自身がくせ毛です。
あ、、、なんか失礼しました。。。
以前まで髪を切りに行って満足したことは一度もありませんでした。
もう自分が思うような、または思ったような仕上がりにはならないだろうとやる前から思っていたので、良い仕上がりにはならなくても落胆することもなく
[voice icon=”http://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]やっぱり。
まぁこんなもんだよな。[/voice]
でした。
鏡の中の僕はなんか何がかっこいいのかよくわからない、完全に美容師さんの手に負えない感じでなぁなぁに仕上げられた状態だったり。
ブロッコリーかな?みたいな爆発具合だったこともあるし、ブローやアイロンできっちりストレートに伸ばされ、家に帰って濡らしたらぼんっ!みたいな(笑)
髪の毛自体すごくコンプレックスに感じていたし、自分の髪型がカッコよくなることは永遠にならないだろうなぁとそう思うことはしなかったけど、空気感を感じていたような気がします。
僕は高校生の進路をギリギリ決めなきゃいけないタイミングで思いつきで美容師になったクチですが、今考えてみればそのコンプレックスがトリガーとなっているんだろうな、と。
自分自身このくせ毛でもカッコよくなりたいと願ったし、同じように悩むくせ毛の方がたくさんいるはずだ。
そんなヒトたちに自分の存在や自分の技術で勇気を与えてあげれる存在になりたい!
なんてこんなフレーズは今思いついたんですが、若かりし頃の僕はこんなことをなんとなく感じ取っていたんじゃないかな?
美容師になって痛感したこと
美容師になり数年、痛感したことがありました。
この美容業界に「くせ毛のためのマニュアル」なんて一切存在していなかったということ。
先輩が担当するお客様を見て、
「うーん、お客様はそんなことを望んでいるんじゃないと思うんだけど」
「いやこめかみのちょっとのそのくせ毛が一番気になるんやで」
とか上げればキリはないけど、
[voice icon=”http://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]こいつ全然くせ毛の人間の気持ちが分かっていない。
そこをどけ。俺がやる。[/voice]
って何回思ったかわかりません(爆)
その当時はそんな思いがあっても、その悩みを解消させてあげるだけの技術を持ち合わせていなかったので、歯がゆくて歯がゆくてもどかしく思っていたのを強く記憶しています。
くせ毛関連で技術を聞いても帰ってきてほしい答えは返ってきたことがありませんでした。
くせ毛関連と言わず技術的な深い質問にほしい答えが返って試しがなかったので、ちょっと先輩としてアレだったのかもしれません(笑)
でもそのおかげで僕は自分の勤めているお店で学ぶという選択肢を2年目で捨てました。
カット技術はもちろん、使うシャンプー、トリートメントの成分から始まり、処理剤、パーマや縮毛矯正の薬剤のこと。
そのほとんどを外部から自分の身に落とし込みました。
SNSが今ほど活発じゃない時期だったので、今なら検索すれば秒で出てくる情報を手に入れるだけでかなりの時間と労力を費やしましたね。
良い時代になりました、なんて老害なセリフを吐きたくなってきます(笑)
一番はじめに勤めていたお店はそんなこんな僕のこの熱い感じだったり、ごちゃごちゃ歯向かってくるのが煩わしかったとかその他諸々の理由で自主退社という名の実質クビ。
とてもいいタイミングで会社から離れることができました。
それで次の美容室でやっとこさスタイリストデビューしたのですが、いざお客様を担当して料金をいただくと自分の未熟さに死にたくなりました。
デビュー前からデビュー後のその2年間くらいはほとんど休みなしで、休みの日はセミナーなどに明け暮れ、勉強代で年間100万以上つぎ込んでインプットしまくっていましたね。
ちょっとやりすぎだったかもしれません。割と疲弊してました(汗)
でもその努力が身を結んでか、
いつのまにかヘアケアやくせ毛に悩むお客さんがたくさん僕を支持してくれるようになっていました。
いつしかくせ毛のお客さんが僕の顧客の大半となり始めた頃に「くせ毛マイスター」と名乗り、くせ毛専門美容師として活動を開始。
今に至ります。
このブログはそんなくせ毛でお困りの方のために
くせ毛の方って一言で言えば『どうしていいか分からない』と思っている方がとても多いです。
それもそのはず。
だって、美容師でさえその解決策を分かっていない人が多いから。
なんとなく分かっていてもそれを解決できる技術を持っていなかったり、それを理解、習得するまで実際にくせ毛の方で経験を積み重ねられないなんて問題もあるから。
結局は仕上げのブローやアイロンでごまかしてしまう。
素人はそこまでのブロー技術を持っていないから自宅でも再現は実質不可能。
美容室の次の日から、次の美容室の日まで結んで過ごす。
そんなのって。そんなのって!!!!!
僕のこのブログであげてる写真は基本的にブロー、アイロンなしで手で乾かしてスタイリング剤をつけただけ。
なぜなら自分で再現することができないなら意味がないから。
だから時として冷酷に捉えられてしまいかねないこともカウンセリングの時に言います。
[voice icon=”http://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]無理です。[/voice]
と。
くせ毛は千差万別。
ブローやアイロンありであれば、はっきり言ってどんな髪質でもどんなヘアスタイルにすることが十中八九可能です。
ただ100人いれば100通りのくせ毛だからこそ、100通りのライフスタイルがあるからこそ無理なものは無理と。
可能だとしてもメリット・デメリットを説明します。
例えば、
[voice icon=”http://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/DSC_0078_01.jpg” name=”くせ毛さん” type=”l”]私の髪質で縮毛矯正をやめてくせ毛を活かした髪型にすることはできますか?[/voice]
[voice icon=”http://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]可能です。
ただ、今のような縮毛矯正のロングヘアとは違って毎日のお手入れが大変に感じるかもしれないですね。
この髪質でくせ毛を活かす場合、ショートからショートボブくらいの長さのヘアスタイルと髪型にもある程度の制限が出てしまいます。
そのくらいの長さにすると1ヶ月から2ヶ月置きにカットのメンテナンスが必要なので、美容室の頻度としては上がってしまうかな、と。
寝癖もつきやすいので、朝起きて濡らして乾かしてスタイリング剤をつける。その一連の流れは毎日の手間としてはかかってくると思います![/voice]
なんて感じで、「こいつもしかして切りたくない???」と思ってしまうくらいデメリット言いまくります。
あ、メリットももちろんたくさん言いますよ?
ただ、一番は後悔して欲しくないんです。
「やっぱりダメだったか。」
「まぁこんなもんだよね。」
なんて、かつての僕のように思って欲しくないのです。
「切ってよかった!」
「自分のくせ毛を好きになった!」
なんてプラスの感情が湧き出て、何かが吹っ切れて明るくなれるようなそんな出来事になって欲しいのです。
今では遠方からわざわざ足を運んでくれる方もたくさんいますが、なかなかそんな簡単なことではありません。
その方達のための情報を発信し、アーカイブしておく場所。
それがこの『くせ毛hack』です。
改善改良、記事書きをやっていますが、サロンワークの傍なのでなかなかご不便あるかと思いますがこれからもよろしくお願いします。
くせ毛hack管理人 くせ毛マイスター野坂信二