【永久保存版】くせ毛の活かし方・乾かし方・スタイリングについて
こんにちは!くせ毛マイスターのっちです!
東京表参道でくせ毛率100%のくせ毛専門美容師をしてします。
- くせ毛を活かすカットやスタイリング
- 脱縮毛矯正パーマ
- 業界最高峰の縮毛矯正
などが得意で毎日くせ毛の悩みに向き合いながら、楽しく美容師をさせていただいています。
本人も今でこそ「くせ毛でよかった。」と思っていますが、自分のくせ毛がコンプレックスで嫌いだった過去がありました。
技術だけでなく、気持ちも寄り添えるかと思います。
僕のところには同じようなくせ毛の方にはいらっしゃらないので「自分はくせ毛だから」と気負いすることなく気軽にご相談ください。
僕のこと、予約などに関しては下の記事にまとめさせていただきましたので興味がある方はご一読ください。
この記事は
- これからくせ毛を活かしたい
- くせ毛を活かしたいけどどうすればいいか分からない
- くせ毛の乾かし方は?
- くせ毛のスタイリング剤やスタイリング方法は?
という方にお届けする決定版的な記事になります。
段階的に解説していきますので、くせ毛を活かすためのノウハウや知識はざっくりこの記事で網羅できるように構成しています。
「そんなん知ってるわ」という情報も多々あるかとは思いますが、知らんかった頃の自分と今同じ段階の方々のために寛容で、且つおさらい的な読み物として読んでいただければと思います。
せ毛マイスターのっち
まずは僕が何者かをちょっとだけ説明させてください。
だってこの記事を読んでいる方のほとんどは僕のことなど全く知らない方々であり、くせ毛や縮毛矯正の疎い人間がツラツラと説教じみたことを語ったところでなんの説得力もないかと思いますのでちょっとだけ初見の方にもこの記事に厚みを感じてもらうために、ちょっとだけ。
くせ毛率100%のくせ毛専門美容師です。
(おそらく)日本初のくせ毛専門美容師で、美容師としての主な仕事は
- くせ毛を活かすカット(もしくはそれに準じた施術)
- くせ毛をストレートにする縮毛矯正
を毎日しています。すごく楽しい。
くせ毛を活かすだけではなく、縮毛矯正だけではなく
その完全なる両極端を自らの二大施術としているのは”くせ毛専門美容師”であるからです。
これまでくせ毛の方は「縮毛矯正をかけるしかない!」「ショートヘアはできない!」など何をするにもああでもないこうでもないと否定され続けている方々がとても多い。
だからこそ「なんでもできるで。何がしたい?」と普通に、くせ毛ではない人たちと同じように選択肢の中から自分の意思で「こうしたい!」ができるようにしたかったから。
そして、何よりも自分のくせ毛が、生まれ持った個性が素晴らしくて、自慢したくて、くせ毛で生まれてきてよかったと思ってもらいたいから。
そんなこんなでくせ毛専門美容師になって13年ほどの月日が経過しました。(2024年2月)
さらに詳しくは、こちらの記事にまとめてあるので気になる方はお読みください。
そんなこんなで普通の美容師さんよりくせ毛がちょっと詳しいです。
ステップ1 とりあえずやってみる
とりあえずくせ毛を活かしてみましょう。何も考えず、何も知識がないままで、一旦やってみる、これがめちゃくちゃ大切です。
そして出来ることなら「失敗」か「成功」を体験してください。
濡れ髪にジェルを揉み込んで自然乾燥!
これだけ。まずジェルタイプのスタイリング剤を用意してください。
そうですね、あえて言えば休みの日で時間がある日であったり、最悪もう一度シャンプーしてリセットできる余裕がある日が良いかもしれません。
ジェルは本当になんでもいいです。コンビニ売ってるのでもいいし、家にある旦那さん彼氏さんのとかでもいいです。
いい感じに活かすにはなんでもいいというわけではなく、あり合わせの適当なものでいいからとりあえずくせ毛を活かすと体験してくれ!のニュアンスの「なんでもいい」です。
本当は全然なんでも良くないです。
おすすめの商品は後で紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。
やることは以下の通り
- シャンプー後軽くタオルドライをした髪にジェルを付ける
- ジェルを粗めなコームやブラシで全体に行き渡らせる
- 手のひらで揉み込み形を整える
- ドライヤーを使わず自然乾燥で髪を乾かす
以上です。
これをすることで、自分本来のくせ毛がどのタイプで、どのくらい強いのか、クセを活かすとどんな感じになるのか、そんなことがざっくり分かると色々なことがイメージしやすくなるはずです。
「イメージ出来る」ということが何よりも重要で、イメージ出来ないことは絶対に実現することは出来ません。
これまでずっと縮毛矯正をかけてきて、くせ毛を活かすことなんてしたことがなくて、くせ毛を活かしたいけど右も左も分からない、自分にできるのかすらも分からない。
そんな全くの「0(ゼロ)」だったあなたがいますぐにでも実践できるこれをやるだけで、0が1(イチ)になります。
ゴールは100かもしれない。でも何よりも一番大変なのが0を1にすること。
それができれば、なんでもできます。サポートは任せてください。
まずはやる。初動こそすべて。
ステップ2 くせ毛活かしツールを知る・揃える
くせ毛を活かすためには、くせ毛を活かすことに向いているアイテムを一通り揃えちゃうことをおすすめします。
”形から入る”ではないけれど、おそらく今までの常識の外にあるのがくせ毛を活かすということになるので、アイテムの属性も当たり前に変化します。
ドライヤー+ディフューザー
くせ毛を活かす場合は、ドライディフューザーは必須でしょう。
これはドライヤーに装着するもので、ドライヤーからの風を拡散する効果があります。
これを使うことで自然乾燥に近い質感をドライヤーを使いながら実現可能になるので、くせ毛のカール感や束間、艶感などをしっかり出したい方ほど必要なものになります。
この紹介したディフューザーであれば、ほとんどのドライヤーに対応可能なので今ご家庭にあるドライヤーに装着するだけなのでドライヤー自体を買い替える必要はありません。
ダイソンなどの外資系ドライヤーなどははじめからの専用のものが付属されていることが多いですね。
くせ毛を活かす場合は、ドライディフューザーは必須でしょう。
これはドライヤーに装着するもので、ドライヤーからの風を拡散する効果があります。
これを使うことで自然乾燥に近い質感をドライヤーを使いながら実現可能になるので、くせ毛のカール感や束間、艶感などをしっかり出したい方ほど必要なものになります。
この紹介したディフューザーであれば、ほとんどのドライヤーに対応可能なので今ご家庭にあるドライヤーに装着するだけなのでドライヤー自体を買い替える必要はありません。
ダイソンなどの外資系ドライヤーなどははじめからの専用のものが付属されていることが多いですね。
なぜなら海外の方はほとんどくせ毛で、そのくせ毛を活かす文化や方法も確立されているからです。
実は、日本でもパーマヘアのスタイリングツールとしてプロは当たり前に使っているものでもあるんです。
霧吹き
くせ毛を活かすスタイリングをする場合は、何よりも「水」が大切。
もちろん使うスタイリング剤やヘアスタイルにもよりますが、しっかりと濡れている状態からスタイリング剤をつけたり、少し湿らせた状態からスタイリング剤をつけたりします。
こちらの商品は、僕自身が美容室での業務でも実際に使用しているもので、細かいミスト状の霧が噴射されるので少ない動作・力で髪をしっかりと濡らすことができます。
これを使うと普通の霧吹きにはもう戻れない。
スタイリング剤
「スタイリング剤なしで…」「何もしなくても…」のようなこともよく言われたりはするのですが、基本的にはスタイリング剤は必須です。
これはくせ毛を活かすでも、縮毛矯正をかけてストレートにする、でも同じことでスタイリングなしでというのは「メイクなしで…」と言っているのとなんら変わりありません。
お顔に日常的にメイクをされる方ならこれを説明するだけで「ハッ」とされます。
しっかりメイクをしないまでも日焼けどめ
でも髪の毛になると何もしないという方すごく多いです。
これに関しては美容師目線の補正がもしかしたら強めに入っているかもしれませんが、髪の印象というのは思っているよりも絶大です。
スタイリング剤を当たり前に付ける習慣を付けましょう。
さっとヘアオイルを馴染ませるでも良いんです。何もしないはこれからはなしにしましょう。
ヘアスタイリング剤は種類もたくさんあるのでステップ4で詳しく説明していきます。
極力髪に何もしたくない、という方は縮毛矯正をしましょう。
ステップ3 自分の髪質を知る
くせ毛の種類は
- 波状毛(はじょうもう)
- 捻転毛(ねんてんもう)
- 縮毛(しゅくもう)
- 連珠毛(れんじゅもう)
- 直毛(ちょくもう)
に大別されます。
波状毛は、、、とかは最近はどうでもいいかなと思っています。日本人のくせ毛の大半はこれらのミックスであり、部分部分でもくせ毛のタイプや特性が違ってくるのが当たり前。
といっても「私のくせ毛って何毛ですか?」って初回さんには聞かれるから需要がなくはないんだなあとは感じています。
ステップ4 スタイリング剤を知る
スタイリング剤は、2タイプで考えるととても分かりやすく、慣れてくれば自分の好みで色々な組み合わせやカスタマイズをすることが出来ます。
肌に置き換えて考えると
ベース剤 | メイク剤 |
化粧水 乳液 美容液 など | ファンデーション チーク リップ など |
となります。
これをくせ毛のスタイリング剤に置き換えると
ベース剤 | メイク剤 |
クリーム ムース 揮発性ヘアオイル | ジェル ワックス 非揮発性ヘアオイル |
ベース剤
髪の内部に働きかけるもの、次に付けるメイク剤のノリを良くしたり、土台作りであったり、補助的な役割のもの。
主に水分を含んだトリートメントに近い性質を持つものだったり、髪に浸透するタイプのヘアオイル、髪を固めない程度の弱めのスタイリング力のものになることが多いです。
洗い流さないトリートメント系は完全にこのベース剤に属します。
メイク剤
髪型の質感やスタイルを決定づけるもの。
ワックス、ジェルなどの髪を固めるスタイリング力の強いものを初め、バームや自然に蒸発しないタイプのヘアオイルなどもこちらに属します。
この二つを脳内でカテゴライズするだけでも組み合わせやつける順番が自然に分かるようになるよ。
ステップ5 乾かし方を知る
くせ毛は乾かし方を変えるだけで多様な表情の違いを生みます。
乾かし方とスタイリング法の組み合わせで、たくさんのヘアスタイルに変化するのでとても楽しいのがくせ毛のストロングポイントの一つ。
あまり髪型に変化を好まない人からすればウィークポイントにもなります。
ただ、くせ毛で悩んでいた方々のほとんどはくせ毛を抑えるための乾かした方やスタイリング法は知っていますが、くせ毛を活かすための乾かし方やスタイリング法を知りません。
これはネットはもちろん、多くの美容師さんでさえまだ知らないから。
ナチュラルドライ(自然乾燥)
ドライヤーを使わず自然(ナチュラル)乾燥をすることです。ドライヤーに装着するタイプのディフューザーを付けてのドライもこれに含みます。
- くせ毛を活かすことに特化している
- しっかりとくせ毛を活かしたい人向き
- その人本来のくせ毛を100%引きだす
- カーリーガールメソッドはこの乾かし方
最もその人本来のくせ毛を活かすことができるので、くせ毛を活かした経験のない方は必ず一度は経験して自分本来のくせ毛の姿を見てみてほしい。
その状態が100%とすると、もっとカールを緩やかにしたい、ボリュームを落としたい、などのワガママが出てくるはず。
あとはそのワガママをゴールとして乾かし方やスタイリング法をアレンジすればいいだけ。もちろん、自分の癖毛だけでは実現不可能であったり、現実的じゃないものもあると思います。
スタイリング剤はジェルタイプが相性◎
スクランブルドライ(ぶわーっと乾かす)
指の腹を、頭の丸みに合わせて掻くように大きく動かしながらドライヤーで乾かしていく方法で、汎用性が最も高くドライヤーを使う場合の基本の乾かし方。
右へ左へ、後ろへ前へ。(スクランブル)
全方向から風を当てることでヘアスタイルをコントロールしていきます。
スクランブルドライ
- 根元付近やショートヘアに特化している
- クセを少し抑えながら乾かしたい
- 根元だけ乾かすなどのハーフドライにも◎
- 根元から髪をふんわり立ち上げる効果
- 生えグセを矯正する効果
テンションドライ(引っ張って乾かす)
髪をピンっと張った(テンションをかけた)状態で乾かす方法。
髪は乾く時と、冷める時に形が決まるので、スクランブルドライで8割乾かし、ピンと張った状態をキープしたまま温風で乾かし、乾いたら冷風で冷やす。
こうすることで手だけで且つ短時間で、ブラシを使ってブローしたようにクセを伸ばすことも可能です。
- クセを弱める働き
- 強い根元の生えグセの矯正
一般的なくせ毛の乾かし方でくせ毛を活かす、と言うよりも抑えるための乾かし方。
ネットや雑誌、美容室でこうやって乾かしてね、な乾かし方はこれです。
「またそれか。」という声が飛んできそうですが、これまでのようにくせ毛を抑えるためではなく、より良くくせ毛を活かすために用いれば全くの別物になります。
根元と強い生えグセにスクランブルドライと組み合わせれば生えグセを矯正し(もちろんシャンプーしたらリセットですが)、落ちてほしいところに髪が落ちるようになったり
部分的にくせ毛強くてナチュラルドライだと扱いにくい部分などのクセを少し緩やかにして扱いやすくしたり。
スタイリング剤はクリームタイプが相性◎
ツイストドライ(ねじって乾かす)
髪をねじりながら乾かす方法。
根元〜中間をスクランブルまたはテンションドライで乾かしつつ、8割程度まで乾いた毛先クルクルと指で捻りながら乾かす。
- 根元中間の癖やボリュームを抑え、毛先のクセを活かす
- 毛先だけパーマをかけたようなスタイルに
- 艶やまとまりが出やすい
ねじることで根元から毛先まで適度にテンションが掛かるため、髪の面が整い、ツヤが出やすい。
毛先のウェーブは活かしたまま、根元〜中間のくせ毛を抑え、パサつきや広がりを抑える効果があるのでよりパーマっぽい(くせ毛っぽくない)くせ毛の活かし方。
逆に根元からウェーブを出したヘアスタイルには向かない。
スタイリング剤はオイルタイプが相性◎
ステップ5 スタイリング法を知る
スタイリング剤とスタイリング方法の組み合わせとして、わかりやすいものをいくつかご紹介していきます。
はじめに言っておきますが、これらは『くせ毛マイスター的にくせ毛活かしスタイリング入門編』なので、これじゃなきゃいけないものではありません。
むしろ超一握りの紹介で「これやってみたけどこうなっちゃったー」からの「じゃあこうすればいいんじゃない?」のアドバイスがしやすい組み合わせで、僕がアフターフォロー前提で組んでいます。(それでも実際に見て触らないとベストなアドバイスは無理。)
クリクリ、ふわふわとかなんとなくニュアンスが伝わりやすい表現で選んで実践「ほーん、こんな感じね。」という感じで色々自分なりのアレンジを楽しんでもらえればと思います。
主に3タイプ
- しっかり・クリクリ
- ふんわり・クルクル
- さらっと・自然な質感補正
自分の好きな質感に合わせてスタイリング方法やスタイリング剤をカスタマイズしていきましょう。
①クリーム+ジェル(しっかり・クリクリ)
しっかりと髪を濡れている段階でスタイリング剤をつけていくことがしっかり・クリクリを作ることのキモとなります。100%濡れている状態から90、80、、、と乾いた状態からスタイリングをすると次項のふわふわ・くるくる寄りなヘアスタイルに変化していきます。
クリームをつけたらブラシやコームでしっかりとかし、手のひらでしっかりと揉み込みます。
スタイリング剤を2種類以上使うことがそもそもびっくり、という方も多いです。メイク用品がたくさんあるようにモノによって性質が異なるので、目指す質感に合わせて重ね付けやミックスをすることをおすすめします。
ジェルをつけたら、クリームの時と同じようにブラシやコームでしっかりとかし、手のひらでしっかりと揉み込みます。
この状態のまま乾かしてヘアスタイルの完成となるので、細かいニュアンスを自分に似合うように動かしながら整えていきましょう。
ドライヤーを使う場合は、表面→中(中間、根元)の順番でディフューザーを使って乾かします。あまり手で髪を触らないことがポイントで、特に表面を乾かしているときは極力触らないように気をつけましょう。触ることでカールがほぐれ、しっかり・クリクリ感が弱まります。
ほぐすことは任意ですが、ほぐした方が柔らかいカールになるのでおすすめ。ヘアオイルやバームなどで使うと艶感と持ちの良さもプラスされます。
オススメは、カーリーミーカールクリーム+カーリーミーカールジェル
the・くせ毛活かしのど定番!
ここを通らずして「くせ毛を活かしてます。」とは言ってはいけないど正道なスタイリング。
自分のくせ毛を100%引き出すならコレ!
はじめは難しく感じるかもしれないけど、工程自体はシンプルで難しくはありません。慣れるまでは変に自己流アレンジせずに完コピする気持ちでスタイリングをしていきましょう!
カーリーミークリーム&ジェル
- くせ毛を活かす専用のヘアプロダクト
- カーリーガールリンさんのブランド
- くせ毛を活かす初級〜上級者におすすめ
- Instagramで「カーリーミー」を検索してみて!
おすすめスタイリング剤の生みの親、リンさんの動画を貼り付けておくのでぜひ参考に!チャンネル登録しよう!
②フォーム+バーム(ふんわり・くるくる)
ざっと根元側を乾かします。
生えぐせの強い前髪、ふんわりさせたいトップ、乾きにくい後頭部などは意識的に仕上がりも考慮しながら乾かしていきましょう。
根元を乾かすと少しは毛先の方も乾いてしまうほど。思っているよりも乾いてしまったら、霧吹きなどで好みの水分量に整えてからフォームをつけていきます。
フォームを髪に行き渡るようにしっかりと揉み込みます。
水分がかなり残りがちであればドライヤーを使っても◎
完全な自然乾燥と、ディフューザーを使った乾燥も質感が異なるので、乾かし方やフォームをつける前の髪の水分量など自分の好みを見つけるためには色々試してみると良いでしょう。
ヘアバームやスタイリングオイルなどを上から揉み込み完成です。
フォーム系のスタイリング剤は上から油分を足してあげることを前提としましょう。特に、くせ毛の方はフォームだけでは乾燥してパサパサになりやすいので必須です。
オススメは、スプリングパフ+voiヘアバーム。
voiヘアバーム
- バターのような柔らかく伸び、馴染みの良いバーム
- 仕上げにさっと付けるだけで髪質が1ランクUP
- 長時間経ってもバーム特有のアブラ臭さがほとんどしない
- ハンドクリームにもなるので手洗いの必要もありません
クセをしっかり出しつつも手軽にスタイリング出来ます。
③クリーム+オイル(さらっと・自然な質感補正)
右へ左へ後ろへ前へ。とにかく、いろんな方向にダイナミックに乾かすことがおすすめ。お客様にこれをやると、めちゃくちゃ簡単でテキトーに見えるのにしっかりとくせ毛がおさまってしまうから驚かれます。「えっそれでいいの!?」と。
髪が長いと難しいですが、肩上までの長さであればスクランブルドライとテンションドライを組み合わせれば大抵のくせ毛は収まってしまいます。
でもドライヤーのみで整えたスタイルは環境に弱いので、スタイリング剤は必須。ヘアクリームとスタイリング系のヘアオイルをミックスして髪に馴染ませましょう。
膨らみやすいハチの部分、しっかり締めたいもみあげ、襟足の部分にはしっかり根元からつけていきます。最近トレンド的にもしっかり付けて束感出ちゃうくらいが可愛いので怖がらずに。
基本的に、さらっと指を通せるくらいセット力がないもので構成しているスタイリング方法なので任意でヘアスプレーで固めても◎
スタイリングで髪が固まったり、ベタベタするのが極端に苦手な方もいるのでそう言う方はこの方法を試してみてください。
オススメは、スクリム+01ゴールデンオイル。
01ゴールデンオイル
- 髪質改善/くせ毛専用ホホバオイル
- 純度100%の最高品質でヘアケアに最適解
- くせ毛、傷んだ髪でも一日中しっとりが続く
- 髪の深層まで届いてしっとりだけどベタつかない
- ヘアオイルジプシー絶対に解消できます。
「こんな感じにしたいんだけど、どうしたらいい!?」といった質問はいつでも気軽に送ってきてください。
ステップ6 信頼出来る美容師さんとの二人三脚
ステップ5としていますが、ステップ0であり、1であることが最も望ましいです。
なぜならくせ毛を活かすことや縮毛矯正、それらくせ毛に関するノウハウをしっかりと持っている美容師さんに一番はじめに相談することができれば、髪質や現状を見てのプロのアドバイスやプランニングが可能だからです。
- くせ毛を活かす
- クセ活
- くせ毛特化
- くせ毛専門
- カーリーガールメソッド
こんなワードで探してみると良いかも。
ちなみに僕がもし脱縮毛矯正を含めたくせ毛を活かす相談をいただいた場合は以下のステップになります。
くせ毛マイスターに脱縮毛矯正を相談した場合
今まで長年かけてきた縮毛矯正をやめてくせ毛ヘアに移行となると分からないことだらけなはず。変に悩んだり、調べるよりはメッセージしてくれれば無料でご相談お受けできます。
実際に髪を見ながらのカウンセリング。脱縮毛矯正までの期間、脱後の髪型、お手入れ、メリットデメリットなど現在の状態から見れることを話しながらプランニングできます。こちらは時間枠確保するため有料です。
脱縮毛矯正のための施術を実際にして、スタイリング方法もレクチャーしていきます。事前のカウンセリングなしの場合は、予約前にメッセージでカウンセリングさせていただきます。
施術後の相談はメッセージで気軽に。「上手くスタイリングが出来ない。」と実際の写真などを送ってもらうと的確にアドバイス可能です。
初めてのご相談の場合にはこういう流れになりますが、既存のクライアントの場合はもっと簡素化されたりもします。
くせ毛を活かすことと縮毛矯正をどちらもしている身の上なので、双方の移行の相談なども日常茶飯事にしています。
ここで説明しているような『縮毛矯正→くせ毛を活かす』はもちろん、『くせ毛を活かす→縮毛矯正』の相談もあります。
何度も通って髪質やくせ毛のタイプ、活かしたらこうなるや向き不向き、スタイリング剤のチョイスなど、クライアントの髪を知り尽くしているがゆえのアドバイスや施術が可能となります。
と言いましても、東京をメインに大阪でもサロンワークはさせていただいていてそれぞれ遠方からも来店いただていますが全てをカバーできるわけはなく、くせ毛に詳しい相性の良い美容師さんが近くにいるとは限らないのでステップ5とさせていただきます。
自分自身は「生涯最後の美容師」になれるように努めています。
この記事を読んだ方にもそんな素敵な出会いがあることを願います。
オンライン上のサポートはいつでもご相談ください。
シャンプーの本質を知る
基本的に日本人はシャンプーをしすぎて、ぶっちゃけて言うと毎日シャンプーをするというのはくせ毛の方にはあまり向いていない習慣です。
答えは単純で『落としすぎ』です。
髪がパサパサしてしまう、広がってしまうなどくせ毛の悩みはしっかりと油分が充填されているかみであればその悩みはなくなる、もしくは軽減されます。
じゃあヘアオイルたくさんつければいいじゃん、の前に人間は自分から油分を出すことができますよね。
髪は構造上、頭皮から出た皮脂を吸収することで髪本来の強度になるように設計されています。
これは当たり前といえば当たり前で、人間も一動物であり、シャンプーしないと死んでしまうような特性など持ち合わせてあるはずもありません。
でも日本人は基本的に毎日シャンプーをするという習慣が根付いているので、むしろ毎日シャンプーをしなければ『不潔』というレッテルを貼られてしまうことも容易に考えられます。
このような場合に「海外では2週間に1回なんて当たり前!」みたいに海外を引き合いに出すのはナンセンスで、日本には四季があり、湿度が高く、欧米の常識をそのまま持ってこられてるのは僕でさえ困ります。
海外旅行経験者なら分かるとおり、日本のトイレは群を抜いて綺麗であることからずば抜けた衛生観念も持っていると予想も出来ます。
だから「海外では…」と言われても「ここは日本じゃい!」という感じ。
そんなことを思う僕でも毎日シャンプーする必要はないと考えていて、僕自身も毎日シャンプーはしません。
頻度もまちまちなので、シャンプーを習慣化していないというのが正しいのかもしれません。
僕がシャンプーするタイミングは
- 落とす必要があるスタイリング剤をつけた
- 外気臭(タバコ焼肉など)がついた
- 体臭が気になる
- かゆみや気持ち悪さがある
- 洗いたい気分
など、まあ最終判断『気分』な感じではありますが、毎日シャンプーをしなくなって、もう10年以上にもなるのでほとんどのことはそうなる前に対処しています。
人間が、社会的動物である以上『極力人に不快感を与えない自分で保つ』というのは必要最低限のマナーであるとも考えるし、自分自身美容従事者でもあるのでそこはしっかりと担保。
毎日シャンプーをする方がほとんどだと思います。
まずは
- 2日に1回にしてみる
- シャンプーしない日は湯シャンにしてみる
など、少しジャブ的な変化で、髪にどんな変化があるのか、それはポジティブなのかネガティブなのか、そんなことを実験してみると良いと思います。
「毎日シャンプーをする」を前提としないだけでいろんな変化があります。
縮毛矯正をやめて、くせ毛を活かす
いわゆる”脱縮毛矯正”と言われるもので、実は僕が作った造語です。
くせ毛は縮毛矯正をすることが絶対と考えられてきて、くせ毛を活かす、ましてやわざわざ縮毛矯正をやめてくせ毛を活かすなんて概念はなかった時代だったので”脱縮毛矯正”という言葉も当たり前に存在していませんでした。
読んで字の如くな言葉ではありますが、今ではインスタグラムのハッシュタグは2万弱の投稿があるようでそれだけ興味関心のある事柄であることが分かります。
くせ毛を活かすということは、言わずもがな縮毛矯正をやめるということになります。
ただ、縮毛矯正の性質上、一度でも縮毛矯正をかけた部分に関しては【半永久的にストレートヘアを保つ】ので「やーめたっ!」でやめれるものではありません。
縮毛矯正をかけたことがある方あればご存知の通り、縮毛矯正をかけた部分はずっとストレートの状態を維持し続けますよね。
くせ毛の方が縮毛矯正をかけてストレートヘアを維持するためには、数ヶ月に一度新しく伸びてきたくせ毛の部分に縮毛矯正をかけ続けていかなければなりません。
縮毛矯正をやめて、くせ毛を活かすと場合にはこの定期的に新しく伸びてきたくせ毛部分に縮毛矯正をかけることをやめる必要があります。
そうして伸びてきたくせ毛部分でヘアスタイルを作り、縮毛矯正部分がなくなれば脱縮毛矯正は完了ということになります。
脱縮毛矯正には以下の4パターンがあります。
- 縮毛矯正部分を全てカットする
- 縮毛矯正部分にパーマをかけてくせ毛と馴染ませる
- スタイリングで縮毛矯正部分とくせ毛を馴染ませる
- ひとまず結んで髪が伸びるのを待つ
脱縮毛矯正が完了するまでは、くせ毛を活かすためのスタイリングなどをしても上手くいかないので縮毛矯正からくせ毛に活かすへと移行をする方はまずはそれらに詳しい美容師さんに相談することが一番の近道。
脱縮毛矯正が必要な方は、下の記事に詳しく書いているので参考になさってください。
くせ毛を活かす場合、実は一番の難所となるので脱縮毛矯正だったりします。
くせ毛を活かすということ
くせ毛を活かすということは、外見的な変化よりも内面的な変化の方が大きく、実は重要だと思っています。
これまでくせ毛を活かしてこなかったということは、縮毛矯正をかけてストレートにしていたとか、結んでいたとか、はたまた特にそこを気にかけていなかったとか自分のくせ毛との向き合い方は人それぞれ様々かと思います。
くせ毛を活かすということは、自分の生まれ持った個性を受け入れるということ。
克服するとか、向き合うとか、たぶんそういうことではなく「受け入れる」。これがなんだかんだ一番しっくりくるなぁと今の僕は感じてます。
そして、それは生き方そのもの。
自分自身がどんな自分で在りたいのか、仕事は、言葉は、服装は、そして髪は。
縮毛矯正をやめてくせ毛を活かすということは、外見以上にそんな内面的なパラダイムシフトが必然的に起こります。
良い変化でありますように。
そして、そのお手伝いができれば光栄です。
自分自身もくせ毛がコンプレックスでした。
僕は東京表参道をメイン拠点としたくせ毛専門美容師です。
くせ毛専門美容師としてはおそらく日本初で「くせ毛マイスター®︎」を名乗って活動しています。(商標取ってるので現在僕だけの称号です。)
くせ毛専門美容師な僕ですが、僕自身もくせ毛で以前は自分のくせ毛がコンプレックスでした。
くせ毛あるあるかもしれませんが、学生時代は「ブロッコリー」とか「スチールウール」とかくせ毛由来のあだ名とかも付けられてました。
この時点でメンタル弱め男子だったら自己肯定感激低男子が爆誕していたのですが、人の意見をあまり聞かない傍若無人さが功を奏して今に至ります。
当時は”くせ毛を活かす”という概念もあったのかなかったのか、ネットも発展していない時代の田舎ということもあって成す術なしって感じでした。
ワックスを使うことや縮毛矯正なども禁止されていた背景があるので、あったとしても難しかったかもしれません。(というかいまだにこんな学校があるなんて信じられない。)
今考えればこういう過去があるということもくせ毛専門美容師になったきっかけの一つではあるのかなぁと思っています。
今は自分のくせ毛を活かしてて、むしろくせ毛でよかったなあって思っているほど。
くせ毛マイスターのっちに予約・相談
くせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師
- くせ毛を活かす施術
- 縮毛矯正
を得意としています。
東京表参道をメインに、大阪梅田にも出張でサロンワークをしています。
くせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師になので、何も気負いすることなくお越しください。
インスタグラムは基本的に「くせ毛を活かす」ことに焦点を当てがちで、マイペースに更新しています。
時事的なお知らせはインスタを使うことも多いのでぜひフォローをお願いします。