スタイリング法

髪が広がるボリュームの原因とくせ毛を抑える5つの方法

髪が広がるボリュームの原因とくせ毛を抑える5つの方法
野坂 信二

こんにちは!

表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。

みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪

↑YouTubeではくせ毛、ヘアケア関連の動画を多めに投稿しています!ぜひ登録してくだいね♪

 

 

くせ毛は何かとボリュームが出てしまいまがちですよね。

サロンワークで「一番何が気になりますか?」との問いに「ボリュームが、、、」という答えがとても多いです。

 

これって実はもう少し深掘りするだけでそのボリュームの原因を解明することができて、その原因を取り除く方法が分かるようになるんです。

 

それが分かると今までの「うわぁ髪がボリューム出てる!トリートメントしなきゃ!」が大抵間違っていることに気づくことができます。笑

今回はそんなくせ毛のボリュームを抑える方法を伝授していきますね!

どこのボリュームが気になりますか?

くせ毛が原因でボリュームが出ていると言っても、ヘアスタイルのどこにボリュームが出ているのかで対処法が全然変わってくるんですよね。

 

根元の方なのか、毛先の方なのか、はたまた全体なのか。

 

これは髪質によっても違うし、髪型によっても全然違かったりしますので、ブログごときで解説できるか今の所不安しかないのですが頑張りますねっ…!!!

 

髪が広がる原因とは?

髪が広がる原因はいくつかに分かれます

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  1. くせ毛のうねりによる広がり
  2. くせ毛特有のパサつきやチリつきによる広がり
  3. 髪のダメージによる広がり
  4. 髪の量による広がり[/box]

そのはこの主にこの4つ。それぞれを詳しく説明していきますね!

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くせ毛のボリュームを抑える方法

くせ毛のボリュームを抑える方法は以下の5つ。

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  1. カットで抑える
  2. 縮毛矯正で抑える
  3. アイロンで抑える
  4. スタイリング剤で抑える
  5. ドライヤーの乾かし方で抑える[/box]

 

方法1:カットで抑える!

どんな髪型、長さでも可能!

カットは長さを切ったり、フォルムを整えたり、毛量を減らしたりすることでヘアスタイルのバランスを変えることができるので

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  • 物理的に広がる髪を減らしてボリュームをダウンさせる
  • 視覚的にボリューミーに見えないフォルムバランスに整える[/box]

が可能!

 

カットならボリュームが出ているのにボリュームが出ていないような、まさにそのボリュームを活かしてしまうことも可能。

なのでもちろんそれができるくせ毛に精通したカット技術を持った美容師さんでないと出来ないですね。笑

 

くせ毛の方だと梳かれすぎて余計にバサバサ広がってしまう『梳きすぎ問題』もあるので、カットしとけばオッケー!なんて感じではないですが、正しいカットがくせ毛を抑えるためにめちゃくちゃ有効な手段であることは間違いなし!

[box class=”red_box” title=”色々な実例を見る”]

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方法2:縮毛矯正で抑える!

どんな長さ、髪質、髪型でも可能!

縮毛矯正はくせ毛を半永久的にストレートにすることができる技術なので、朝のヘアセットや雨の日にくせ毛で広がってしまってどうしようも出来ない!というのがなくなる、いわばくせ毛の救世主的存在ですね。

 

新たに生えてくる髪はもちろん元のくせ毛の状態のまま生えてくるので、ストレートヘアを維持するためには数ヶ月に1回メンテナンスが必要ですが、毎日の手間を考えると圧倒的に楽!

毎日のようにくせ毛のうねりや広がりと格闘しているなら絶対に縮毛矯正をかけた方がいいですよ!

[box class=”red_box” title=”色々な実例を見る”]

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方法3:アイロンで抑える!

ラディアントヘアアイロンの噛み合わせ

どんな長さ、髪質、髪型でも可能!

 

ただ一回シャンプーしたら落ちてしまう上に雨の日や梅雨などの湿気の強い季節だと効果は80%減ですね。苦笑

でも、晴れている日なら朝のスタイリングが一日キープさせることができるのでくせ毛さんはストレートアイロンを持ってなかったら1本は必ず持っておくべき!

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  1. 根元中間毛先の広がりやパサつきを抑える
  2. 前髪だけとか一部分だけ伸ばして他はくせ毛を活かしたり
  3. 縮毛矯正と縮毛矯正のつなぎとして
  4. たまに全頭ストレートスタイルにしてみたり[/box]

髪は高温を当てることで形状を変化させることができます。なので、頭が癖のうねりでボンバーになってしまっていてもアイロンを当ててあげればサラサラストレートにすることだってできる!

 

毎回毎回アイロンで全頭ストレートにするなら縮毛矯正をかけることをお勧めしますが、縮毛矯正はやめたいときにすぐ辞めれないというデメリットがあります。基本的に縮毛矯正をかけるなら定期的にかけていくことを前提にしていた方が良いということに。

僕なんかまさにそうなのですが、基本的にくせ毛を活かした髪型にしているけど、日によって前髪だけストレートにしてみたり、全頭ストレートにしてみたり。

 

その日の気分でスタイルをコントロールできるのもこのアイロンセットの良いところ♪

[box class=”red_box” title=”おすすめのヘアアイロンを紹介”]

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[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]アイロンが使えるようになるとスタイルの幅がグッと広がります!!![/voice]

方法4:スタイリング剤で抑える!

くせ毛が広がってしまう要因の一つとして、髪の水分、油分不足というのがあります。

スタイリング剤を使って、その水分油分を与えてあげることによってボリュームを抑えることもできるし、シルエットを整えて広がって見えないバランスに整えることも可能♪

 

くせ毛は傷んでいる傷んでいないに関わらず少しパサついて見えてしまうことがほとんど。

なので、くせ毛を活かす髪型にする場合はスタイリング剤をつけることは必須事項になります。

ただ、それをするだけで広がり、パサつきを抑え、くせ毛のウェーブを活かすことができるので是非トライしてほしい〜!

[box class=”red_box” title=”おすすめのヘアアイロンを紹介”]

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[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]女性には少しハードルが高く感じるかもだけど、くせ毛にスタイリング剤はマストです。[/voice]

方法5:ドライヤーの乾かし方で抑える

くせ毛はドライヤーの乾かし方でもかなり抑えることができます。

手でぎゅーぎゅー引っ張って乾かしす方がめちゃくちゃ多いのですが、これって実はNGなんです。

 

この乾かし方は全体的にボリュームを落とすことができるのですが、ボリュームが落ちてるように見えない乾かし方なんですよね。

え?言ってることが分からないって?

カットの項目で少し触れた『視覚的にボリューミーに見えないフォルムバランス』ってのがこの乾かし方では再現することはできないんです。

頭にのペーっと張り付くようなこの乾かし方では帰って頭が大きく見えてしまうこともあるので、基本的に根元はふわっと乾かすことを意識してください。

 

根元から毛先までぎゅーぎゅーに引っ張って乾かすのではなく、根元はふんわり、毛先はストンのイメージですね。

慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、是非習得してくださいね♪

[box class=”red_box” title=”おすすめのヘアアイロンを紹介”]

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[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]テキトーにブワーッと乾かした方が実は収まりが良かったりするんだよねぇ。。。[/voice]

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くせ毛の湿気対策のお悩みにお答えするQ&Aコーナー

Q1.雨の日だと髪が決まりません。

それはくせ毛の影響ですね!癖が弱くて普段はストレートヘアでも雨の日や梅雨や夏などの湿気の強い季節だけ髪が決まらないという方が多いです。

その場合は、その季節だけスタイリングやヘアアレンジで乗り切ってしまうのも一つの手だし、年に一回梅雨前に縮毛矯正をかけてしまうのもありです♪

癖が弱いから年に一回の縮毛矯正で一年間の湿気の強い時も綺麗な髪を維持できるのでオススメですよ!

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Q2.湿気があると前髪だけうねってしまいます。

他の部分の癖は気にならなくても前髪だけ気になってしまうというのはよくあります!

前髪を作ったりしていると他の部分よりも髪が短くより癖や生えグセの影響を受けて、浮き上がったりうねったりしてしまいがち。ストレートアイロンを使って癖を伸ばしてあげるのも一つの手ですが、前髪だけに縮毛矯正をかけるという方もとても多いです。

丸みをつけながらストレートにすることもできるので、スネ夫のようにピーン!となってしまう心配もありません♪

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Q3.ストパーを当てたのに雨の日は広がってしまいます。

ストパーはくせ毛には効果がないので雨の日に広がってしまうのは当然です!

ストレートパーマと縮毛矯正は全くの別物で、ストパーにはパーマ落としなのでくせ毛をストレートにする力はありません。

少し落ち着いたように感じるのですが、短期間で戻る上に湿気の耐性はないので湿気の強い日は意味がないのでくせ毛をストレートにしたい場合は縮毛矯正をしましょう!

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Q4.湿気対策の縮毛矯正はいつかけるのがベストですか?

1年間のうちにより湿気が強い季節は6月〜9月くらい。梅雨から秋になるまでですね。

なので梅雨前の5月後半から6月前半に縮毛矯正をかけることができれば、この4ヶ月間を快適に過ごせるのではないでしょうか?

もちろんくせ毛の強さやかける周期などによっても変わるので担当の美容師さんに事前に相談してタイミングを合わせるとスムーズかと!

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Q5.縮毛矯正は傷んでしまうと聞くのでかけるのが怖いです。

縮毛矯正は美容師業界の中でも技術の難易度が高く、習得することがもっとも難しい技術だと言われています。なので美容師さんの技術力によって、仕上がりのクオリティはもちろん、ダメージや持ちも全く違うんです。

上手な美容師さんであれば髪のダメージを感じないどころか髪質が良くなったように感じると思います。できることならくせ毛や縮毛矯正に特化した美容師さんを見つけてお願いすることがベスト。

僕は表参道勤務ですが、南は熊本、北は宮城からのお客様もいらっしゃいます。ぜひご相談ください♪

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Q6.くせ毛を活かすにはどうすればいいですか?

一番いいのはくせ毛に精通した美容師さんに相談することですね。自分のくせ毛を知ることがとても大切。

くせ毛のタイプによって出来ない髪型もあったりするし、出来る髪型に自分がしたいかどうかっていうのも大きな問題の一つですよね〜。

今縮毛矯正をかけている方は、くせ毛を活かすにはくせ毛部分をある程度伸ばしていかないければならない期間もあるのもその場合は根気も必要!

僕の場合はくせ毛を活かす、縮毛矯正を辞めていくにあたって事前のカウンセリングを実施しているのでぜひご相談だけでもいらしてみてください♪

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Q7.どのスタイリング剤を使えばいいのか分かりません。

スタイリング剤に慣れていない方に使いやすいスタイリング剤をご紹介しています!

これじゃなきゃダメ!って感じのスタイリング剤ではないですが、使いやすさに焦点を当ててピックアップしているのでぜひ参考にしてみてください。

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Q8.不器用でヘアアレンジが出来ないのですが、どうすれば出来るようになりますか?

こればっかりは慣れでしかないですね。

最近だとYouTubeやインスタグラムでスタイリングをレクチャーされている方も多いので参考にされてみてはいかがでしょうか?今度分かりやすく解説されているアカウントを紹介しますね♪

 

Q9.髪が傷んでしまうのが怖くてストレートアイロンなどは使いたくありません。

使っても全く傷まないということはないし、そんなアイロンは存在しないですが、ヘアケア方面に優れたヘアアイロンやなるべく傷めないようなアイロン方法はあるのでそちらを実践されてみてはいかがでしょうか?

一年中ヘアアイロンを使ってくせ毛を伸ばしているようなら断然縮毛矯正の方が傷まない且つ朝が楽だし、時間の節約にもなりますよ♪

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Q10.ヘアアイロンのオススメはありますか?

もちろんあります!

使用用途や髪型、アイロンの価格帯などにいくつかピックアップしているので参考にしてみてください♪

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Q11.ドライヤーの良し悪しで湿気には強くなりますか?

とんでもない湿気だったら良いドライヤーもかたなしですが、ある程度の湿気レベルなら良いドライヤーを使うだけでも髪の広がりやパサつきはだいぶ軽減されますよ♪

髪がうねるのは髪内部の水分と油分のバランスが崩れてしまうことが原因なので、髪に必要な油分や水分をキープして潤いや柔らかさを残したまま乾かすことの出来るドライヤーは湿気対策としても優秀です♪

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ABOUT ME
のっち/野坂信二
のっち/野坂信二
くせ毛マイスター
くせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師。東京表参道を拠点としてとして活動。TV出演、書籍出版、オンラインサロン運営など。現役バリバリでサロンワークを中心に、講師としても全国に飛び回っています。
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