プロ仕様ストレートアイロンADST(アドスト)を徹底レビュー!【メンズ、ショート必見】
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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ストレートアイロンってたくさんあるけどどれをいいか正直分からないですよね。
ADST(アドスト)ってアイロンを美容師さんやユーチューバーがよく使っているから気になるけど、値段が高いから手を出しづらい。。。
そんな方のお悩みを解決できる記事です!
ストレートアイロンADST(アドスト)とは?
ストレートアイロンも今は本当に数が多いですよね。。。
僕自身ストレートアイロンマニアでもあるのと
くせ毛とストレートアイロンっていうのは切っても切り離せない間柄なので、このくせ毛hackでもいくつかのアイロンを題材にして記事を書いています。
『アイロンマニア美容師がオススメする最強ストレートアイロン3選!』では、僕が長年色々なアイロンを手にしてきた結果の選りすぐりの3つのヘアアイロンを紹介していたり
『毛先ワンカールに最適!おすすめストレートアイロンを紹介します。』では、用途でもストレートアイロンの選び方は違くてコレなんかオススメだよーな記事を書いていたり
『人気のヘアビューロンストレートの温度偽装問題について』っていう感じで個人的な辛口レビューなんかも書いていたりするのです。
ADST(アドスト)というストレートアイロンはamazonでも購入することは可能ですが、プロ仕様のストレートアイロンになります。
用途的には縮毛矯正時の熱処理を想定して作られているので、かなり精密で頑丈。
それが僕の思うアドストというアイロンの特徴であり、魅力だと思っています。
自分に合うストレートアイロンの選び方とは?
ストレートアイロンを選ぶ基準ってみなさんなんですか?
選ぶ基準といっても自分のヘアセットに使うのか、縮毛矯正用の熱処理アイロンとして使うのかにもよってだいぶその基準は変わってくると思いますが
今回はプロではなく、素人さんが自分のヘアセットの時の普段使い用のヘアアイロンだと仮定すると僕の選ぶ基準は
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- 扱いやすさ
- 軽さ
- プレートの滑りやす[/box]
の3つのポイントに絞られると思います!
縮毛矯正用のアイロンとしての基準だとするとゆるゆるにも程があるくらいゆるゆるなのですが、セルフ使いならこの3点さえクリアしてればそこまで期待外れな結果にはならないんじゃないかなーと思います!
この3つのポイントから普段使いのヘアアイロンとして『アドスト』を僕目線で評価をさせていだきますと、完全にオーバースペックですっ!笑
『こんなに良いアイロンは普段使いのアイロンとしては必要ない』というのが僕の見解ですね。
「え?俺アドスト使っているんだけど…」
否定している訳ではありません。めちゃ良いアイロンなので大事にお使いください。
「それでもアドストを使いたい!」
という思いがあるのなら『買って失敗のない良いアイロン』であることは間違いないですよ♪
ただ、普段使いレベルだとプロ仕様として作られたアドストのスペックを引き出すことはできないので、それを加味すると最適だとは言えないですね。
アドストシリーズのスペック詳細
アドストアイロンは現在で5種類販売されており
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- ADST DS1
- ADST DS2
- ADST R
- ADST SLIM
- ADST WIDE[/box]
それぞれの製品スペックを表にしたものが以下のものとなります。
アドストシリーズの特徴
①精密温度制御
■新世代温度プロセッサー搭載で精密温度制御が可能!
これまでのアナログ制御に対して、操作性向上と精密温度制御を行う新世代の温度プロセッサーを開発しました。
新技術を使う制御基板は独自のアルゴリズム(演算手法)を盛り込みセラミックヒーターの温度を960ナノ(10億分の1)秒単位で計測・制御。
さらに、使用状況や目的に合わせて最適な温度調整を行う「アダプティブヒートコントロール(AHC)適応型温度制御」を搭載。
「ノーマル」「パワー」「ダメージ」のモードからお好みの設定を自由に選択できる最新テクノロジー。
一台で3台分のアイロンワークを堪能できます。
引用:ハッコー社HP
②スチームドレイン
プレートに設けた2本溝「スチームドレイン」により、施術時に生じる毛髪からの水蒸気の流れをコントロール。
お客様への水蒸気熱の軽減と熱効率向上により施術時間を短縮します。
引用:ハッコー社HP
この溝があることによって毛髪内部で水蒸気爆発することを抑えたり、髪への負担を減らしながら熱処理をしていくことができるのでとてもよくできた機構。
些細な違いにように思えるかもしれないけど、これの有無や精度でアイロンは全くの別物になります。
③特殊プレート加工
製品毎のプレート特性に適した最新コーティング技術を採用し、プレス時の負荷を最適化。
より高い操作性を実現しています。
また耐久性にも優れ、プロのサロンワークを支えます。
①バイコートS
アルミ皮膜にフッ素樹脂を複合した特殊表面処理加工。
アルマイトやテフロン加工に比べて耐摩耗性および耐熱性、潤滑性、非粘着性、耐食性、耐水性が大幅に向上したバイコートから、さらにフッ素含有率を高め滑り性能を向上させた新複合コーティング。
②バイコートS2
2種類のフッ素樹脂をブレンドし、表面の円滑化に成功。
独自のコーティング技術によって、プレス時の負荷を最適化。より高い密着感を実現したことでアイロン操作が容易になりました。
③バイコートSブラック
新開発のプレートコーティングシステム「バイコートSブラック」
フッ素含有率を高めさらに滑らかなすべりと耐久性が進化。
引用:ハッコー社HP
④高い操作性と耐久性
アドストはグリップしやすく、軽く、小回りが効くだけでなく、耐久性はかなりのもの。
7年間毎日数時間使っても未だに現役です!
製品ごとの特徴と使い分け
ADST DS1(縮毛矯正用アイロンとしてオススメ)
アドストディーエスワンは、アドストシリーズの中でも最も歴史のある製品。
僕も含め、縮毛矯正に長けた美容師さんはこれの後継機とされる『ADST DS2』よりもこのDS1を好んで使う方がとても多いです。(理由に関してはマニアックすぎるので省略します笑)
縮毛矯正用のアイロンとしてはシリーズ屈指の製品バランスとなっていて、くせ毛顧客率100%の僕にとってなくてはならない存在です。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”” type=”r”]縮毛矯正用のアイロンとして1本持っておくべき商品です![/voice]
ADST DS2(素人遣いではこれがオススメ)
アドストディーエスツーは、DS1の後継機で、プレート加工に変わった特徴があります。
プレート下部はシリーズ通しての特徴であるスチームドレイン加工、プレート上部はプレッシャーサークルという加工が施されてあり、これはDS2にのみ採用されている加工で大きな特徴となります。
この加工によって毛髪のねじれを直しよりツヤ感の出やすい仕様となっています。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”” type=”r”]自分遣いのアイロンとしてはこのアイロンがオススメです。[/voice]
ADST R
アドストアールは、プレートの形状が丸みを帯びている設計でより自然な縮毛矯正をしやすい設計になっています。
ですが、使う場面が限られてしまうのと、縮毛矯正時に髪に丸みをつけていくことは技術でカバー可能なので余裕があればあっても良い商品かもしれないですね。
ちなみに僕は必要なしと判断してアドストシリーズで唯一所持していない商品となります。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]自分遣いのアイロンとしてもこれは必要ないです![/voice]
ADST SLIM
アドストスリムはシリーズ中最新のもので、プレート幅が狭いことが特徴となっています。
メンズやショートヘアの方に使用するにはとても使いやすいプレート幅で小回りがとてもよく効きます!
ただ、滑りの良さを重視する方にとっては、プレートのブラック加工によって従来のものより多少の滑りの悪さを感じてしまうかもしれません。
使用して加工が剥げていくとこの滑りの悪さも多少緩和するようです(笑)
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]と言ってもメンズやショートヘアはこれで決まり![/voice]
ADST WIDE
アドストワイドはプレート幅の広いアイロンになるので、ロングヘアにアイロンを入れたい時は時短になる商品ですね。
ただワイドが結構ワイドなので、縮毛矯正時には良いバランスなのですが自分遣いのものとしては幅が広すぎると感じる方がほとんどかと思います。
前髪にアイロンを入れたり、毛先に少し丸みをつけたりすることも難儀するプレート幅なのでオススメはできません。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]ロングのストレートヘアにしか使い道はないです。[/voice]
ネックは値段の高さですが、、、
ADSTのネックは値段の高さにあります。
amazonで見ても2万円は確実に越えてくるので、ヘアアイロンとしてみると少しお高めですよね。
でも製品スペック的にはその値段でも安いと思ってしまうほどピカイチなクオリティですよ!
ただ、前述もしたようにこのアドストシリーズは基本的にプロ仕様のアイロンとして作られているがゆえの、精密な温度制御と耐久性を有しています。
僕のアドストで毎日数時間7年ぶっ通して使い続けているヤツもおりますが、まだまだ現役で稼働しておりコスパ回収どころの話ではありません(笑)
ちょいちょい断線はありましてがどれも軽度で5分もあれば修理できてしまうほどのもの。
短い期間で使い捨てるという感覚よりも「一つの良いものを長く使いたい」という方にとってはアドストはとても良い選択肢なのかもしれません。
他のオススメアイロンはこれ!
ヘアアイロンは単純なスペック重視ではなく、自分の用途や目的に合わせて選ぶことが大切ですよ。
ヘアアイロンの選ぶ基準である
[box class=”green_box” title=””]
- 扱いやすさ
- 軽さ
- プレートの滑りやすさ[/box]
をクリアしながら、『ヘアケア重視』『ちょい使い、コスパ重視』で2つのアイロンを厳選しました!
ヘアケア重視ならこれ。
[box class=”gray_box” title=””]
- 普段からアイロンを使ってスタイリングする人
- なるべく髪を痛めたくない人
- 毛先ワンカールをストレートアイロンで作る人[/box]
にオススなヘアアイロン『ラディアント』
特殊加工シルクプレートを採用しており、下図のように220℃の状態でプレートに水を吹きかけても水が蒸発しません。
普通なら「ジュッ」と音を立てて蒸発しますが、これは『水蒸気爆発』という現象で毛髪上で怒るとかなりの負担となってしまいます。
濡れたままアイロンする人はいないとは思いますが、普段使いのアイロンとして最もダメージを軽減することができるヘアアイロンです。
[box class=”gray_box” title=”ラディアントをもっと詳しく”] [kanren postid=”2062″][/box]
前髪だけやメンズセットならこれ。
コスパ最強?
amazonで3000円弱で購入できてしまうサロニア。
僕自身も自宅でセットするときはこれを使っています。
検証用で買ってみたら特になんの不満もなく使い続けています(笑)
確かに製品自体のスペックを比較すればアドストにもラディアントにもかないませんが、なんと言ってもコスパの良さ。
製品の完成度はかなり高いので、ヘアアイロンを持ってない方はとりあえずサロニアをまず買ってみたら?と思います!
[box class=”gray_box” title=”サロニアをもっと詳しく”] [kanren postid=”3263″][/box]
まとめ
今回はみんな大好きADST(アドスト)をご紹介させていただきました!
ご覧いただいた通りアドストはめちゃくちゃ良いアイロンです。
ただ「みんな使ってるから」「高いものを買っておけば間違いない」とかふわっとした理由でアドストを買うことはオススメしません。
アイロンそれぞれに良いところもあれば悪いところもある。使う場面や用途などでも最適のアイロンは変わって当たり前です。
あなたの普段使いのアイロンはアドストであれば大事に使ってあげてください。
10年は持ってくれるはずですよ(笑)
コテ、アイロンを使うなら必須のAltoミスト
乾かす前なら10プッシュ
寝癖直しなら5プッシュして軽くドライ
これだけ髪の熱耐性が上がって、アイロンの熱や摩擦から髪を守ってくれると同時にツヤツヤさらさらもっちりの質感になってくれます。。。
ヘアミストって商品色々あるけどぶっちゃけどれもパッとしない使い心地だったんですけど(失礼)これはめちゃ良い。初めてヘアミストで感動しました。
上記に加えて、傷んでなかなか跡がつきづらい紙でもすんっと言うことを聞いてくれるので使い勝手がよく優秀です♪
「乾かす前にとりあえずこれ振っときゃ髪調子めちゃ良いで。」とサロンワークでは宣伝してます。笑
このページを見ている方もぜひ。