くせ毛の広がりを抑え、パサつきを改善する方法と間違った改善方法。
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
↑YouTubeではくせ毛、ヘアケア関連の動画を多めに投稿しています!ぜひ登録してくだいね♪
くせ毛の嫌なところって広がりやパサつきが出てしまうところですよね。
出かける前に一生懸命クセを抑えるようにセットしたのに、家を出たらすぐに崩れてしまうような経験はありませんか?
この記事はその悩みを解決していきます!
くせ毛を操る3つの手法
くせ毛を手なづけるには大きく分けて3つの手法があります。
その手法とは
[box class=”green_box” title=””]
- 縮毛矯正をかける
- くせ毛を活かしたヘアカットをする
- スタイリング剤を適切に使う[/box]
の3つになります。詳しく説明していきますね。
縮毛矯正をかける
ひとつは縮毛矯正をかけるという手法。
縮毛矯正とは、くせ毛を半永久的にストレートヘアにする技術で一度かければ雨に濡れてもうねりが出ない髪にすることができます。
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
新たに生えてくる髪はくせ毛のままなので、ストレートヘアを維持するなら定期的なメンテナンスが必要ですが、毎日のくせ毛と格闘する煩わしさから解放されます。
まだかけたことがない方は一度かけてみても良いかもしれません。
実際に僕がサロンワークで縮毛矯正をかけた実例をご紹介します。
縮毛矯正実例紹介
【BEFORE】
人生初めての縮毛矯正をお任せしていただいた実例。
これまでずっとストレートアイロンでまっすぐにして、オイルを塗りたくる生活をしていたそう。
うねるっていうよりもぼわぼわーっと広がるタイプのくせ毛。
くせ毛に詳しくない人間からするとくせ毛というよりも「髪質が悪い」「髪が傷んでいる」と思われがちな髪質ですね。
このタイプの方は、縮毛矯正をすれば髪が落ち着くということを知らず、トリートメントで無理やり抑えつけがちなので、自分で判断せずに美容師さんに相談してほしい。
【AFTER】
こんな感じでくせ毛がストレートになるだけでなく、お手入れもとても楽になります。
ただ注意が必要なことがあり、一見髪はすごく綺麗に見えるのですが、その綺麗なストレートの代償としてやはりダメージがあること。
それと、パーマのように時間経過でとれるというものではないので、もし「縮毛矯正をとりたい!」となっても取ることはできません。
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
くせ毛を活かしたカットをする
次に縮毛矯正とは真逆で、くせ毛を活かしていまう手法です。
うねりや広がりなど、くせ毛の持つ特性を利用してヘアスタイルに落とし込んでしまえば、オンリーワンのヘアスタイルの完成です!
広がりを抑えるならショートヘアがおすすめ
くせ毛を活かしたヘアスタイルにするにはショートヘア〜ショートボブなど、いずれにしても肩上の短めのヘアスタイルがオススメです!
くせ毛はショートヘアにしないほうが良いとよく言われているのですが、僕はまったく逆でくせ毛さんこそショートヘアにすべき!と思っています。
なぜなら、それは素敵だからです。
…とまぁこれは本心ですが、他にもちゃんとして理由があります。
それは
[box class=”green_box” title=””]
- メリハリのあるシルエットで広がり、ボリュームを活かす
- スタイリングが簡単♪
- カットの効力が一番聞くのはショートヘア[/box]
実例を交えながら説明していきましょう!
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
ショートヘアはひし形のシルエットがバランスがとてもよく日本人の骨格が綺麗に見せて、小顔効果があります。
画像のように締めるところはしっかり締めて、ボリュームを出す所は出す!
スタイリングの際『癖のボリュームを抑える』という行為は一切必要ありません。
むしろくせ毛でのボリュームありきでカットを施してしまうので、マックス癖が出てる状態でもバランス良く見えるシルエットでいらない部分を削っていくようにすると再現性が高いヘアスタイルが完成します。
ここまでしっかりカットができていればスタイリングはとても簡単。
ワックスやバームなどで艶感、うるおい感をチャージすれば綺麗なウェーブが出てくれるはずです。
ロングヘアだとカットも上手く働きずらいので、癖のタイプや強さによっては活かすことすら難しく、やはりスタイリングも大変な場合が多いです。
なので、僕はショートレングスをオススメすることが多いのですが、肩よりも下、ミディアム〜ロングの場合はパーマをプラスしていきます。
そうすることで、ランダムな癖がデザイン性が加わるのでヘアスタイルも良くなるし、セットもめちゃ簡単になります♪
スタイリング剤を使う
もうひとつはスタイリング剤を上手く使ってあげること。
女性はスタイリング剤を使っていないひとが多すぎ問題。何もつけずに諦めている方が多いから素直にもったいないなぁと思います。
雑誌で見るあのひと、テレビで見るあのひと。9割9分何かしらを髪に付けていますよ。なにもつけずに素敵に見えているわけではないのです。
「ベタベタするのが嫌」
「指が通らなくなるのが嫌」
「種類が多すぎて何を使ったらいいのか分からない」
そんな方はとりあえずバームを付けることがオススメ!
ワックスみたいにベタベタしないし、くせ毛に相性がいいし、ハンドクリームにもなっちゃうものが多いので、とりあえず付けとけって言える優秀スタイリング剤です。
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
くせ毛専門美容師オススメのバーム
大阪の髪質改善専門美容室Lyraeのオリジナルバーム『Voi』
知る人髪質改善の匠が作った、のっち的最強バーム。
専用ECサイトもしくは取り扱い店でしか購入出来ないバームですが、ぜひ使って欲しい!
ECサイトはまだ完成していないみたいなので、完成したらまた更新するので時々覗きに来てくださいね!
メルティバターバーム
通常のバームよりもクリームよりの質感で『バター』という名前を冠する通り、バターのような質感で非常に伸びが良く、馴染みも良いのでとても使いやすいです。
甘い香りで付けると女性は「良い香り〜♪」と反応してくれるほどとても良い香り。
女性におすすめ!
[box class=”red_box” title=”メルティバターバームについて詳しく知りたい方はこちら”]
[/box]
N.ナチュラルバーム
王道の良質ヘアバームという感じ。
上記の二つの商品よりも重め、ドライな質感。
使った感じは一番メジャーなヘアバーム『プロダクト』に非常に酷似しているのですが、
プロダクトは時間経過とともに油臭さが出てきてしまうのが苦手なので重めなバームをオススメするときはこちらのN.をオススメしています!
間違った改善方法
次にサロンワークでも良く遭遇する間違った方法でくせ毛のパサつきや広がりを抑えようとしている例を紹介します。
もし当てはまっていたらやめたほうがいいかも?
トリートメントで抑えつける
美容室で頻繁にトリートメントをしたり、自宅でたっぷりすぎるくらいトリートメントをつけたりしてしまっている例。
ダメージが原因の広がりやパサつきなら適切なトリートメントで見た目や手触りの改善をすることが可能ですが、くせ毛には効果がありません。
ダメージ由来の広がりとくせ毛由来の広がりは、どんなに同じように見ても原因が違うのでトリートメントをしても下水の肥やし。
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
一時的に改善した感じには多少なるので、それを高頻度で続ければいいじゃんとなる方がいるかもしれませんが、過度なトリートメントは髪を痛めるので注意してくださいね。
そして、その費用や手間、単純な素敵なヘアスタイルにするためには
[box class=”green_box” title=””]
- 縮毛矯正をかける
- くせ毛を活かすカットをする
- スタイリング剤をつける[/box]
のいずれの策を講じた方が絶対に良いと思います。
ストレートパーマをかける
次にストレートパーマをかけること。
「えっお前さっきかけたほうがいい言うたやん」ってなってるかもしれませんが、僕がオススメしているのは縮毛矯正でストレートパーマではありません。
そう、縮毛矯正とストレートパーマはまったくの別物。
縮毛矯正はくせ毛をストレートにすることができますが、ストレートパーマはパーマ落としなのでくせ毛をストレートにする効果はありません。
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
[/box]
「縮毛矯正はまっすぐになりすぎるから」
「縮毛矯正は痛むから」
と様々な理由であえてストレートパーマを選択する方が、美容師、一般の方問わず一定数いるのですが大抵間違った選択だと思います。
中途半端に髪を傷めるだけになりかねないので注意してください。
たくさん梳く
最後に梳いて梳いて梳きまくるパターン。
くせ毛の方だけでなく、髪が多い方がこうなっていることが多いです。
梳くこと自体を否定しているわけではまったくなく、過度な梳き方をするとかえって癖が暴れ出してしまい収拾が付かなくなってしまいます。
過度に梳かれている状態はまとまりがないので、再現性がとても低いのが特徴です。
美容師さんは技術があるので、ブローやアイロンなどで綺麗に仕上げられるので美容室では綺麗になるのですが、自分でやったら悲惨なことに。。。
「私が不器用なせいで」と自分を責めてしまう方も多いのですが、技術を持っていなくてもなるべく簡単に綺麗にできるようにするというのも美容師の仕事だと思います。
これはカットだけで無理やりどうにかしようしてたり、髪質や癖の強さと髪型がミスマッチしている場合によく発生していまいます。
「必ずこの髪質、癖でこの髪型にするなら縮毛矯正が必要。」とか
「カットでこの髪型にするとお手入れが大変」とか
その場だけじゃない、その後のことも踏まえて決めていくのが最善です。
まとめ
くせ毛の広がりやパサつきを抑えるには
[box class=”green_box” title=””]
- 縮毛矯正をかける
- くせ毛を活かすカットをする
- スタイリング剤をつける[/box]
のいずれかの方法がオススメなので検討してみてください。
下にスクロールしていくと僕の公式LINE@を掲載しているので気軽にご相談ください。
最後にオススメの3つの方法に関連した記事をいくつか載せておくのでご覧になってみてください。