ヘアオイルをつけてもくせ毛やダメージの広がりが収まらない理由
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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YouTubeでもくせ毛とヘアオイルについて投稿しています。
髪につけるスタイリング剤や洗い流さないトリートメントの類ってたくさんありますよね。
ワックス、オイル、ミルク、クリーム。。。
お客さんに「いつも髪に何か付けていますか?」と尋ねると「ヘアオイルつけてます!」の回答がめちゃくちゃ多い!
オイルって付けやすいし、手に入れやすいので「よく分からないしオイル付けてる」って人かなり多いんですよね(笑)
今回、実はそのオイルトリートメントとくせ毛の相性は良くないよというお話とじゃあどうすればいいの?というお話をしていきます。
この記事を読めば、髪変わりますよ!
ヘアオイルをつけてくせ毛が収まりますか?
前述したようにくせ毛さんのヘアオイルユーザーめちゃくちゃ多いんですが、実はくせ毛さんにはヘアオイルってあまり向かないんですよね。苦笑
少なくとも僕はお客さんにそれを説明してつけるものを変えてもらうと「髪が一日中収まるようになった!」と好評です。
特に何か努力するわけではなく、つけるものを変えるだけで髪が綺麗に収まるようになるならそれほどの朗報はないですよね。笑
実際くせ毛の方でヘアオイルを付けている方、または付けていた方、その時のことをよく思い出してみてください。
どうでしたか?
くせ毛のうねりは収まりましたか?ボリュームは収まりましたか?パサつきは収まりましたか?
おそらくほとんどの方は収まっていないと思うんです。
そして、オイルをつけた朝は収まっているんだけどお昼すぎには爆発している、なんてパターンが多いんじゃないかなぁと思います。
なぜそうなるのかを説明していきますね!
ヘアオイルのそもそもの目的は、、、
一般的に洗い流さないトリートメントとして販売されているヘアオイルの大半は
[box class=”gray_box” title=””]
- 手触りをよくする
- 髪にツヤを出す[/box]
という二つが主な目的です。
つまりは『コーティング』ですね。
髪表面を薄い膜でコーティングすることにより手触りを良くし、髪にツヤを出しています。
ラップを巻いたようなイメージだと分かりやすいですね!(実際は構造は網の目構造になっていますが。)
基本的にはヘアオイル自体にくせ毛が収める効果はないし、そもそもそれが目的で作られていないことがほとんど。
でも、その手軽さゆえにオイルでどうにか収めようと頑張る人が多いんですね。笑
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]確かに洗い流さないトリートメント=オイルって僕でも連想しがち。[/voice]
ヘアオイルには2種類ある
でも実はオイルにもくせ毛を収める効果を持つオイルが存在しています。
その中でも特にオススメなのはゴールデンホホバオイル。僕も自分自身で10年も前から愛用しているし、サロンワークでも頻繁にお客さんに使う超主力プロダクトです。
ホホバオイルは人間の皮脂に極めて近い成分でできていて、植物性のオイルとして最も髪に浸透するオイルであることが立証されています。
詳しくは「【ホホバ】くせ毛に本当に効果のあるたった一つのおすすめヘアオイル」にてホホバオイルの魅力について解説しているのでぜひ。
ホホバオイルは髪の奥深くにまで浸透し、時間が経っても蒸発しにくいので、一日中髪を潤わせてくれる働きがあります。
普通のヘアオイルは蒸発してなくなってしまうので、昼頃には何もつけていないような髪に戻ってしまうけど、ホホバは蒸発しないからつけたての状態をキープしてくれるんです。
そう、ヘアオイルには揮発性のオイルと非揮発性のオイルがあるのです。一般的に洗い流さないトリートメントとして販売されているヘアオイルは前者。
乾かす前につけてドライヤーやコテからの熱から保護すること、熱を利用して髪に薄く吸着し、ツヤと手触りを良くすることが目的として作られていることがほとんどなのです。
くせ毛を収めよう!って大量にオイルを使う方も多いですが、その時点でそのオイルの本来の使い方から外れているのでコスパも悪いです。
だったらくせ毛を収めることに長けている他のものを使ってあげたほうが絶対にいい!
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]何でも適材適所ってあるよね。[/voice]
無理やりヘアオイルで抑えるのはデメリットも。。。
それでも無理やりヘアオイルで押さえ込もうとたくさんのデメリットがあるんです。
それは
[box class=”green_box” title=””]
- シャンプーで落ちなくなる
- 根元ベタベタ、毛先バサバサ
- パーマ、カラー、縮毛矯正などの妨げに
- 髪が痛む[/box]
こんな感じ。ぶっちゃけいいことないです。
こういうトリートメントは性質上、傷んだ毛先部分よりも健康な根元部分の方が吸着が良いんです。
無理やり押さえ込もうとたくさんつけることで、根元にばかり過度に吸着していき根元は何日も髪を洗っていないようなベタベタ感。そして、毛先はバサバサになってしまいます。
それは付けすぎたオイルがシャンプーでも落とすことが出来ず、溜まりに溜まって髪が窒息死してしまうから。
実際に呼吸しているわけではないですが、マニキュアのオフ後がガサつく様に髪も過度なコートはダメージに繋がります。
そのコートされ過ぎた髪には薬剤浸透の妨げになるので、カラーや縮毛矯正といった施術にも影響を与えてしまうので髪が著しくダメージする危険性があります。
本来役目を終えたそんな薬剤たちはシャンプーの際に髪の外に出て行くのですが、いつまでも髪の中に閉じ込めてしまう働きもあるのでどんどん髪が傷んで行ってしまうという悪循環も。
単純なヘアケアの面で見ても、無理やりヘアオイルで押さえ込もうとするのは得策ではありません。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]この悪循環に陥っている人すごく多い。[/voice]
くせ毛、ダメージの広がりを抑えるならバームが◎
くせ毛を抑える効果を持つ中でも、ヘアオイルと似た感覚で使えるのがバームですね。
バームとは『固形のオイル』だと思ってください。
ハンドクリームとしても使えて、髪につけた後手をわざわざ洗う必要もない、つまりは髪につけてもワックスのようにベタつきがないので、そういうのが苦手な女性でも気軽にオイルから移行することができます。
固形のバームはヘアオイルと違って蒸発しないので、つけた朝だけでなく、長時間くせにツヤと潤いをキープしてくれます。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]バームは比較的新しいプロダクト。ぜひ一度試してみて![/voice]
オススメのバームはこれ。
Voiバーム
「大阪の髪質改善専門美容室が作ったバームとヘアオイルがおすすめな件」でもバチボコにオススメしている僕の中のゲストバーム!
普通は体温で溶かしながら使うといった、面倒くさがりな僕にはハードルが高いバーム。笑
このヴォイは、質感がバターのようで柔らかく伸びがいいのでめちゃくちゃ使いやすい。少量でしっかり納めてくれるのでコスパも最強。
毎日愛用しています。マンダリンの爽やかな香りで『香り買い』する方も多い商品なので、買って後悔はなし。公式ウェブショップまたは僕のお店で販売しております!
メルティバターバーム
「くせ毛にも相性抜群『ジェミールフラン メルティバターバーム』が秀逸な件」でも紹介している女子力高めなバーム。
このバームもバターのように伸びが良く、使いやすさは抜群!!!
この二つのバームは、香りの好みで決めてもらうことが多い。女子力高めな甘めな香りが好きな方にはこちらのメルティバターバームおすすめです。
こちらも香り買い多数の人気商品。メンズはやめとけ。笑
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