「傷ませないヘアケア」が綺麗であるとは限らない。
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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ヘアケアを追求していった末に「なにもしない」を選択する人って
一定層いるんだけど、果たしてソレってどうなの?ということを解説していきます。
髪は「なにか」をするから傷む。
髪は何かをするから傷む。これは紛れも無い事実です。
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- カットをするから傷む
- パーマをするから傷む
- カラーをするから傷む
- 縮毛矯正をするから傷む[/box]
言い方を変えれば【美容室に行くから傷む】と言っても過言ではないくらい髪を最も傷ませる存在は美容師です。
しかし、髪を最も綺麗に出来るのも美容師。
両極端にも思えるこれら2つをどちらの性質を美容師が担っているというのはどういうことだと思いますか?
簡潔に言えば、
痛んでいない髪と綺麗な髪は必ずしもイコールではないということです。
痛んでいない髪と綺麗な髪は必ずしもイコールではない。
分かりやすい例を挙げれば、縮毛矯正。
「縮毛矯正とは?【失敗しないための基礎知識】」でも詳しくお話ししているように
縮毛矯正とは、癖毛を半永久的にストレートヘアにすることができる技術ですが、その代償として髪に負担をかけてしまいます。
その負担は、カラーやパーマなどの他の技術よりも基本的に大きく、全メニューの中でもトップクラスであることがほとんどです。
このブログにも僕が実際に施術した実例があるので、それらを数例ご紹介しますね。
例1「これ以上縮毛矯正すると痛むからトリートメントしかできない」と言われた。
強いくせ毛で縮毛矯正&カラーで髪が傷んでしまい、、、美容院ジプシーになってしまいました。
これ以上やるとチリチリになってしまう…と言われトリートメントしかやれず…気が重いです。。
猫毛で30年以上縮毛矯正をし続けてきました。
今回はカラーしたあとバツバツに傷んでしまい、この5ヶ月ほどトリートメントしかできないできないといわれ艶もなくパサパサで気分が重いです。
髪質、現在の状態など見ていただいて、今後どのようにしたらいいのか、スパンや料金も含めてご相談できれば幸いです。
これほどのダメージ毛となると、縮毛矯正スキルが高くないと悪化してしまうことも考えられるので、断った美容師さんは賢明な判断でしたね。
美容師さんでも判断が難しいほどに元々痛んでいる髪。
縮毛矯正をすることで髪のダメージは確実に増しているはず。でも、見た目や手触り、ご本人の気分さえも良くなっている。。。
“髪の傷み“とは一体なんなのでしょうか。
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例2 人生で初めての縮毛矯正
のっちさん、こんにちは!
あの、ずっと、あの、のっちさんに縮毛矯正してもらいたいという夢がありまして………
「この体重まで痩せたら予約するぞ」と密かにモチベーションにしていたのですが 縮毛矯正で予約してもいいですか?!くせ毛で広がる多毛です。
知り合いの元美容師ライターさんが「もし縮毛矯正をかけるなら絶対にのっちさんに!」ととても嬉しい依頼でした。
元美容師さんで、しかも人生初めての縮毛矯正という大役で少し緊張しましたが、とても綺麗になってよかったです。
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ありのままで、と言えば聞こえはいいが。
“ありのままで”と言えば、聞こえはいいかもしれないけど、誰しもが髪質に恵まれているわけではない。
元からサラツヤストレートの髪質を生まれ持った方は縮毛矯正をかけずとも、くせ毛で悩む方の理想の髪質を手にできていたりするわけで。
外国人の透き通った髪色に憧れて、わざわざブリーチしてカラーリングしているわけで。
ないものねだりと言われればそれまでだし、その通りかもしれないけど
より理想の自分になれる手段が目の前にあって、それを手にできる自分がいるのなら、迷いなく受け取ってもっと自分を愛せればいいのにと僕は思います。
もちろん、「なにもしない」ことでより自分を愛せるのであればそれが正解。
ただ、「なにもしない」ことが必ずしも綺麗とイコールになるわけはないことを知ってほしい。
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