【ガチ検証】人気のヘアビューロンストレートの温度偽装問題について




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ども、くせ毛マイスター野坂信二(@kusegemeister)です。

リュミエリーナヘアビューロンストレートの噛み合わせ問題を書いたこの記事、かなり反響が大きかったですねー。

【ガチ検証】人気のヘアビューロンストレートの噛み合わせ問題について

2017.06.16

アドストとビューロンの比較は以前書こうと思ってて、一部から止められてやめたから、書いてくれてすっきりしたよ(笑)

絶賛する人ばかりでちょっと気持ち悪い感じになってる事に違和感感じてたんだけど、もしかしてと思って業界内に詳しい会社の人に聞いたら、先の事を考えたらやめたほうがいいよって言われたのさ(笑)

大人の世界って怖いですねー(笑)

まぁでも僕はあえて切り込んで行こうかな、と。

 

【ガチ検証】人気のヘアビューロンストレートの温度偽装問題について

リュミエリーナヘアビューロンストレートはこんな感じにメモリがあって温度設定をすることができます。

素人さんユースであれば、十分な視認性ですね。

僕はくせ毛専門美容師として、通常の美容師さんの何十〜何百倍の縮毛矯正人数を施術しています。なので、それに使う道具にも、当然のことながらとてもこだわりも持っているんですね。

これまでにも様々なヘアアイロンを手にしてきたし、今所有しているアイロンもかなり多いです。

ですが、こんなにあるアイロンの中でもメインで使っているアイロンって実は2本だけなんですよね。それほど自分の手となるへアイロンは厳選しています。

 

そのアイロンの厳選方法の一つに「温度」があります。主に見るのは温度の安定性ですね。

ここでリュミエリーナヘアビューロンストレートの温度について、安定性うんぬん以前問題を見つけてしまい、

「・・・え?」と、びっくりというよりもガチで引いております。

とこんな感じ。ヘアビューロンのマックスは180度のはずなんですけどね。

 

設定の実際の温度が違うヘアビューロンストレート

僕のレギュラーアイロンである「アドスト」と「ラディアント」の温度比較をしてみると、

こんな感じでした。

アドスト、ラディアントのプレートの設定温度と実温の違いは誤差の範囲と言ってもいいと思います。

細かいことを言ってしまえば、僕のようなここまでやっている縮毛矯正のプロだと、このわずかな差でも仕上がりに影響が出てしまいます。

ですが、この1〜2度の違いも少しの変化で感じ取れる嗅覚があるので、このくらいの誤差であれば十分にカバー可能と言えます。

でもこのヘアビューロンのこの差はちょっとありえないですね。設定温度と実際の温度に15〜20度の差がある。

 

 

以前のこのヘアビューロンの記事でも

【ガチ検証】人気のヘアビューロンストレートの噛み合わせ問題について

2017.06.16

巷では、美容師さん素人さん問わずに人気で売れているヘアアイロンだか何か知らないけれど、少なくと精密性の求められる縮毛矯正で使うアイロンとしてはまったく使い物にならない代物ですね。

これは噛み合わせ問題だけではなくもう一つの致命的な問題も含めてなんですが、そのブログはまた後日。

と、このように言っていたんですが、噛み合わせだけではないもう一つの致命的な問題というのはこの「温度偽装問題」ですね。

 

上の表もヘアビューロン、アドスト、ラディアント各アイロン3回温度測定した平均値を出したものですが、それでもヘアビューロンは温度がブレて安定感がありませんでした。

細かいアイロン操作と温度管理が必要な縮毛矯正のアイロンを工程をこのヘアビューロンで行うなんて僕からしたら狂気の沙汰だな、と。

それも「160度設定把握で180度くらいなんだな。」「180度設定で200度くらいなんだな。」ときちんとデータを取って把握できてればいいんですけどね。

ヘアビューロン絶賛勢のブログや動画など見ると、この辺はノータッチでしょう。

 

以前ワンダムのプロアイロンってのをスタイリングや縮毛矯正の時に使っていましたが、このアイロンもプラスマイナス20度くらいは平気で違うじゃじゃ馬アイロン(笑)

じゃじゃ馬を使いこなす俺!みたいな感じで使っていましたが、それもちゃんとデータを取っていたし、髪に通した時の感覚を日頃から養っていたのでそれの成せる技という感じでしたね。

 

ヘアビューロンストレートに関しては、「低温でもストレートに出来る」と言っている以上、もう少し正確であって欲しい。

お客様が、美容室でオススメされたそうですよいまいち噛み合わないし、伸びないし、時間かかるし、ただ、パサパサせずしっとりする気がするのは気持ちの問題でしょうか??

ただ、こういう「くせ毛を伸ばすのがすごく時間がかかる」という意見はすごく多かったですね。

 

温度で変わると何が違う?

温度が違えばパワーが変わる。パワーが変わればダメージが変わってきます。

「使えば使うほど髪に潤いや艶が生まれ、本質的な髪質の改善に繋がります。」と公式は言っていますが、冷静に考えてそんなことあるわけがないですよね。

こちらの動画でも言っていますが、

コテやアイロンなどで傷みにくい温度とは?【YouTubeヘアケア動画】

2017.05.02

スタイリング時のオススメのヘアアイロンの温度は130度以下の設定。その温度が髪のタンパク質が硬く変性してしまうボーダーラインなのです。

簡単に言えば、130度以上だと傷んでしまうということですね。

 

その130度という温度設定を律儀に守っているのにも関わらず、「実は150度でしたー!」って言われてしまったら、イラっとしますよね。

このヘアアイロンを買う方って、「髪を傷めたくない。」「髪を綺麗にしたい。」という方々だと思うんです。

そして、この値段でも購入するという本気度。この価格を出すのであれば、もう少しクオリティを上げられるのでは?

 

180℃のHAIRBEAURON_STRAIGHTを1分間あてつづけてみた

温度と言えば、ヘアビューロン公式YouTubeにこんな動画があるんですよね。

  • 180度の高温を当てても髪が美しく変わる
  • ヘアビューロンストレートじゃ高温でも髪を傷めません
  • 痛むどころか髪美しく
  • むしろ、使うほどに髪が美しくなります
  • くせ毛が次第にストレートに変わる

というように公式HPやYouTubeには記載されてはいますが、普通にありえないですね。

 

【ヘアケア】かえって逆効果?トリートメントは髪を痛める!!

2017.03.20

髪は死んだ細胞(死滅細胞)であるため、一度カラーやパーマを始め、熱や摩擦などのダメージを受けた髪はずっとそのままで、

どんなに高級な良いとされるトリートメントをしたとしても、それはあくまで誤魔化しでしかなく、髪が補修・修復されているわけではないということをまず念頭に置いてください。

というように、何をしても髪の毛は直すことは出来ないということが研究により解明されています。

 

【くせ毛の基礎知識】くせ毛・天パになる8つの原因とは?

2017.05.28

また、直毛の毛根がまっすぐであるのに対し、くせ毛の毛根は曲がっていて、髪がつくられるときにすでに、ねじれたり、湾曲したりしているケースが確認されています。

このようなことから、髪の形状は生えてから決まるのではなく、実は毛根ですでに決まっていると考えられています。

引用元 花王

髪質や髪の癖というのは、髪の毛が頭皮から出てきてからなるものではなく、髪が作られるときにすでにそう決められているので、

へアイロンをした程度でくせ毛がなくなったり、髪質が良くなったりする道理がそもそもありません。

今のところくせ毛はなおってないです

調べ始めてから自分のお客さんにも聞いてみましたが、髪質が変わることを期待して買ってはみたものの、今のところその効果を感じている方はいらっしゃらなかったですね。

 

そして、この実験に関しても「180度のヘアアイロンを1分間当て続ける」ということが日常では絶対にありえないことです。

「それをしても大丈夫なんだよこのアイロンは!」ということを主張したいのでしょうが、同じ場所に当て続けることなんて誰もしない。

 

昔、ニューウェイズという会社が自社製品を売るがために、シャンプーや化粧品などに使われている化学薬品が身体に害を及ぼす「経皮毒」というものを世に広めました。

経皮毒を測る実験として、「マウスにシャンプーを塗る実験」が有名です。毛を剃ったマウスにシャンプーの原液を塗って15日間様子を見るというものです。

これがいかにおかしいかお気付きですか?

 

僕ら人間はシャンプーの原液を頭につけたまま15日間そのままにすることが現実としてありえますか?当然ないですよね。

シャンプーは濡れた頭に少量つけて2〜3分がせいぜいでしょう。水で何十倍〜何百倍に希釈されたシャンプー剤でほんの数分頭につけることをここまで大げさに実験をする意味がわかりません。

 

全てのものは「用法・用量による」ということです。水でも飲み過ぎれば水中毒を起こし死に至る場合もありますし、醤油を皮膚に塗って15日間放置してもそれなりに荒れる気がします。(当然やってません)

キリがないので、経皮毒についてはまた後日記事にしますが、公式動画の実験は割とトンチンカンな実験であることがお分かりになったこととと思います。

 

温度偽装問題についての結論

設定温度と実際の温度とは、これくらいの差がありました。

これを偽装と呼ぶべきかどうかは人それぞれだと思いますが、この実際の温度と違うということよりも温度に安定性がないことのほうがアイロンとしては大きな欠陥です。

なぜなら、180度設定で測定したら186度の時もあれば198度の時もある、こんな不安定なアイロンは使い物にならないですよね。

仮に180度設定で実際の温度が200度だったとしても、それが安定して200度の温度を保つことができていれば、

使う側がこれは200度のアイロンなんだと認識すればいいだけの話で済んでしまうわけです(笑)

 

でもヘアビューロンはそれさえもできない。【安定しない=信用できない】と僕は考えてしまいます。

決まって毎回70点の仕事をする人間と、20〜100点の仕事をする人間だったら、僕は70点の人間に仕事をお願いしたいと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

動画版はこちら

YouTubeにて美容動画を配信しているので、よければ閲覧、チャンネル登録をお願いします。

 

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今日はこんなん。ほいじゃね♪

ABOUTこの記事をかいた人

野坂 信二

都内2店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率99%という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。