【ヘアケア】髪の〇〇は全て髪に残り続ける!

ども、くせ毛マイスター野坂信二です

 

今日は「髪の履歴」についてお話ししていきたいと思います。

【ヘアケア】髪の〇〇は残り続ける!

髪が1ヶ月でどれくらい伸びるかご存知でしょうか?最近は食生活の変化の関係で2~2.5センチほど伸びているとも言われてるみたいですが、美容師として現場で体感するのはやはり従来通り1~1.5センチほどに感じます。

例えば、50せンチのロングヘアの方の場合
50ヶ月、つまり4年2ヶ月ほどの年月をかけて髪を伸ばした計算になります。(1ヶ月1センチ換算)

この画像を見ていただくとイメージがつきやすいと思います。

ダメージヘアを綺麗にするには「年」単位の時間が必要です

2017.02.25

↑ こちらの記事でも少し触れているのですが、髪の毛は死んだ細胞の塊なので傷んだ髪を直す・元に戻すことはできないんです。つまりはトリートメントをしたとしても、あくまで艶や手触りを良くしているだけで直している・修復しているワケではないんですよね。

つまりは「ダメージは蓄積し続ける」と言うことなんです。

髪の履歴

このダメージの蓄積を僕は髪の履歴として、何か施術する際の重要な指標の一つとしています。これまでのカラーやパーマ、縮毛矯正はもちろんヘアアイロンやドライヤー、枕の摩擦や紫外線まで髪にはその影響を受けた履歴として残り続けます。

だから初めて僕が施術する方に関しては、今まで他の美容師さんが施術してきているため正確な髪の履歴を知りません。ゲストの髪の長さの分、過去に遡って髪にしてきた色々を聞くようにしています。

しかし、人の記憶なんてものは曖昧なものでそれだけでは正確な髪の履歴を判断することはほぼ不可能です。その情報を元に、あとは自分自身の経験則と指先の微細な感覚で判断するしかありません。

まぁざっくり言うと、勘ってことです(笑)

例えば、50センチのロングヘアで3ヶ月置きに全体カラーをしていますと言う髪の履歴はこうなります。

線一本がカラー一回 線の場所が塗布しているところですね。

1ヶ月に1センチ髪が伸びて、3ヶ月に一度カラーをしているということは、このような場合根元から毛先の方へ3センチごとにカラー一回分のダメージが加算されていくという計算になります。

上の図のように、根元の方がカラーの回数が少なくダメージの層が薄く、毛先の方がカラーの回数が多くダメージの層が厚くなるのはご理解いただけましたか?

今はカラーで、そして【3ヶ月に一回全体カラー】という設定で説明していきましたが、当然これは人が違えば、髪の状況・ダメージの状況は異なりますよね。

カラーする人・しない人、毎回毛先まで染める人もいれば根元しか染めない人もいるし、それが交互だったり、ランダムな人もいるでしょう。

カラーの明るさや手法が異なれば、また当然髪へも影響も違います。

そのほかパーマや縮毛矯正、ドライヤー、ヘアアイロンetc 髪の状態を見極めるための要素というのは出せばキリがなく、ほぼ無限とも言えるでしょう。

でもそれほど人それぞれ違ってても変わらないことがあります。

それは、その全てが髪に刻み込まれるということ。

一回の施術の重み

何度も言っているように髪は一度傷んでしまったら、直すことはできません。それはどんな「良い」とされるシャンプーを使ったとしても、どんなに高級なトリートメントとしても、今の科学技術では 髪を直すことはできないのです。

だからこそ一回のカット、一回のカラー、一回の縮毛矯正の施術の重みというのは計り知れないものがあります。(自戒)

ヘアケアとは、そういう部分から始めていかなければなりません。家にメジャーがある方は、てっぺんから毛先まで自分の髪の長さを計ってみてください。

その「センチ×1ヶ月」の分だけの全てが髪に刻み込まれていて、良くも悪くもその結果が今の自分の髪の状態です。自分の髪をどうか慈しんであげてください。

 

今日はこんなん。ほいじゃね♪

ABOUTこの記事をかいた人

都内2店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率99%という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。