縮毛矯正の2液(2剤)の代わりにカラー剤は大丈夫?

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ども、くせ毛マイスター野坂信二です

 

「うちは縮毛矯正とカラー同時施術できます!」「カラーは縮毛矯正の2剤の代用ができるんです!」と、言われた経験はないですか?

 

縮毛矯正の2液(2剤)の代わりにカラー剤は大丈夫?

時々縮毛矯正の2剤の代わりにカラー剤を使う美容室があります。結構少数ではあると思うんですけどね。

そういうやり方があるということはもちろん知っているし、やったこともあります。

でも、素人さん的には素直に『これって大丈夫?』って思いますよね。

 

縮毛矯正の2剤とカラー剤には共通の化学薬品を用います。それが H2O2 過酸化水素というもので、縮毛矯正とカラー、その両方に対して「酸化」という働きをします。

縮毛矯正は「酸化」をすることでストレートにした状態で固定させるために働き、カラーは「酸化」をすることで色味を発色させる働きがあります。

同じ酸化剤を使い、酸化反応をさせるという共通点から、縮毛矯正の2剤の代わりにカラー剤を使って発色と固定を同時にしちゃおう!っていうカラクリな訳です。

 

メリットは?

マニュアルでないことをわざわざやるということはそこに何かしらのメリットがあるということですよね。では、そのメリットとはなんなのか?それは【時間短縮】ですね。

縮毛矯正とカラーの同日施術自体を僕はオススメしていないのですが、縮毛矯正とカラーを同日施術をすればかなり時間がかかってしまいますよね。

例えば、縮毛矯正とカラーの同時施術が通常であれば

アイロン

2剤塗布(5分)

2剤放置(10分)

流し(10分)

カラー塗布(15分)

カラー(20分放置)

流し(10分)

であるのに対し、2剤の代わりにカラー剤を用いた場合

アイロン

カラー塗布(15分)

カラー放置(20分)

流し(15分)

というように行程が変化し、単純に【2剤塗布・2剤放置・2剤流し】の行程を省略することができるので、間のシャンプー台やセット面への移動、各準備時間も含めて考慮すると25〜30分ほどの時間短縮となるわけです。

美容室のタイムスケジュールは分刻みで組み立てている美容室も多いだけに、この30分の差はとてつもなく大きいんですよね。

 

デメリットは?

カラー時に使う過酸化水素の濃度は6%程度で、縮毛矯正の2剤として使う過酸化水素の濃度は1.2〜1.5程度。薬剤は同じなれど濃度がまるで違います。

加えてカラー剤を2剤として使用する場合、縮毛矯正の強力な1剤により髪の毛が軟化・膨潤して、とてもデリケートな状態に。上からアルカリ性のカラー剤を塗ることはかなり乱暴な行為のように思えてきます。

 

実際の体感的には、カラーの発色もストレートの固定も問題なく行く感じはするけど、髪の中で何がどのように反応しているか実際に見ることはできないし、

髪の毛自体はかなり不安定な状態なため、同じ薬剤といってもそれぞれが別々な役割を果たすことが常に安定した結果が得られるともあまり思えない。

 

つまりは

縮毛矯正とカラーの同時施術は、かなりの長時間メニューだからずっと席に座り続けることはお客さん的にもかなりの負担にはなるので時間的な負担が少なくなるのは、かなりのメリットにはなりますよね。

ただ縮毛矯正は、その場での綺麗さを演出するものではなく、その後何日、何ヶ月、何年ものお手入れのしやすさと美しいストレートヘアにするためのものなので、この30分の時間短縮はすべきではないと思います。

あくまで僕の見解ですが、縮毛矯正の2剤の代わりにカラー剤を使うことはよくわからないからナシ!!!同日施術自体オススメもしていません。

 

YouTubeにて動画投稿もしています。

 

縮毛矯正に関するヘアケア記事はこちら

【ヘアケア】酸性縮毛矯正は痛まない?アルカリ縮毛矯正との徹底比較

2017.10.15

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2017.08.18

参考にしてみてください。

 

今日はこんなん。ほいじゃね♪

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ABOUTこの記事をかいた人

野坂 信二

都内2店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率99%という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。