くせ毛をストレートにスタイリングする場合、ブローとアイロンどっちが痛まない?




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ども、くせ毛マイスター野坂信二です。

今は乾燥の時期だから、比較的くせ毛の人にとっては過ごしやすい時期なのではないでしょうか?

今回はクセを活かしてスタイリングしている人ではなく、縮毛矯正をしていたり、ブローやヘアアイロンでスタイリングする人向けのくせ毛hack術をお伝えしていきます!

 

くせ毛をストレートにする場合、ブローとアイロンどっちが痛まない?

結論からお話しすると、くせ毛マイスターの答えとしては【ヘアアイロンの方が痛まない】です。皆が皆当てはまるわけではなく、もちろん例外もあるのでその辺はあしからず。

 

キーポイントは髪の毛の耐久性と特性

髪の毛は乾いている時と濡れている時を比べると、濡れている時の方が極めて弱いんですよね。ここでは数ある髪の毛にある結合の一つ【水素結合】が大きく関わってくるんですが、髪を濡らすことで外れてしまう結合、それが【水素結合】なわけです。

水素結合が切れるということがどういうことかというと、真冬の屋外で羽織っていたダウンジャケットを脱ぎ捨てるようなもので、それが外されることによって起こる耐久値の下落幅たるや… ということです。

「濡れたままで寝るな!」とか「濡れたままアイロンするな!」ってのは、ここに起因するんですよね。

もう一つは髪の特性、これはタンパク質全般に言えることなんですが、タンパク質は熱で硬くなる性質を持っています。

タンパク質の塊である「卵」で考えるととても分かりやすいんですが、熱を加えて目玉焼きや卵焼きへと形を硬く変える。これが【タンパク変性】ですね。

これと同じことが髪の毛にも起きて、そのタンパク変性を引き起こす温度というのが、濡れている状態と乾いている状態ではかなりの差があるんです。

カンの良い方は「あーそういうことね」となっているかもしれませんね。でも、もう少し説明させてくださいね。

その髪のタンパク質を変性させて、痛ませてしまう温度というのが…

濡れている状態→60℃前後 乾いている状態→130℃前後 なのです!!!

結構この温度の開きって すごく驚きじゃないですか?ちなみにドライヤーから出る温風の温度は90℃前後で、実はそこそこな高温なんですよね。

もちろんドライヤーの種類で温度は様々だし、温度を、温風OR冷風以外にも切り替えることのできるドライヤーも存在しているので、全部が全部というわけではないですが。

ブローという技術は、熱に加えて、テンション(髪を引っ張る力)という行為も、濡れて弱くなっている髪に対しては、相当なストレスとなります。

仮に、これを練習を積んだプロの適切なブロー技術を以ってならまだしも、素人がセルフで行うことを考えると、髪を引っ張りすぎたり、熱を加えすぎたり、時間をかけすぎていたり…と考えれば、答えは自ずと出るというもの。

これらを踏まえて考えると

濡れた髪に90℃のドライヤーでしっかりブローするのと、乾いた髪に120℃前後のヘアアイロンでスルーするのと、どちらが髪に優しいか、髪を傷めないかという視点で考えると「後者」なのではないか、と僕は考えます。

他にも複雑に色々な要素が絡み合ってくるので、「絶対」とは言い切れないと言えど、頭の片隅に置いておくと、役に立つ知識なのではないでしょうか?

 

今日はこんなん。ほいじゃね♪

ABOUTこの記事をかいた人

野坂 信二

都内2店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率99%という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。